シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(2)/日本史演習(2) | 2024 | 通年 | 月3 | 文学部 | 白根 靖大 | シラネ ヤスヒロ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH3-F852,LE-AR4-F874
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期は先行研究、後期は史料について、与えられたテキストの理解のみならず、自ら論点・課題点を見出し、比較検討するための関連論文や関連史料を検索し、考察した結果を発表する。そして、発表内容をもとに履修者全員で議論を交わし、歴史を学問的に考える。
科目目的
異なる見解や複数の史料を比較考察して結論を得るという実践を通し、物事を複眼的に見て多角的に考える柔軟な思考法を養う。
到達目標
先行研究を的確に理解し史料を正確に読解する能力、論理的かつ客観的に考察して結論に至る能力、自分の見解を説得力をもって発表できる能力等を向上させる。
授業計画と内容
履修者の人数を考慮しながら、下記の素案をもとに、前期は第1回、後期は第15回の授業において詳細を決定する。
【前期】
第1回 本授業に関する説明。実力テスト
第2回 学術研究の方法に関する講義。前期の発表担当の決定
第3回 時代背景に関する講義
第4回 先行研究の比較考察発表:テキスト第一章と関連論文
第5回 先行研究の比較考察発表:テキスト第二章と関連論文
第6回 先行研究の比較考察発表:テキスト第三章と関連論文
第7回 先行研究の比較考察発表:テキスト第四章と関連論文
第8回 先行研究の比較考察発表:テキスト第五章と関連論文
第9回 先行研究の比較考察発表:テキスト第六章と関連論文
第10回 先行研究の比較考察発表:テキスト第七章と関連論文
第11回 先行研究の比較考察発表:テキスト第八章と関連論文
第12回 先行研究の比較考察発表:テキスト終章と関連論文
第13回 やり直し発表:発表内容が合格レベルに達しない者
第14回 前期総括
【後期】
第15回 史料講読に関する説明。後期の発表担当の決定。
第16回 古文書・古記録等に関する講義
第17回 史料の比較考察発表:テキスト史料1と関連史料
第18回 史料の比較考察発表:テキスト史料2と関連史料
第19回 史料の比較考察発表:テキスト史料3と関連史料
第20回 史料の比較考察発表:テキスト史料4と関連史料
第21回 史料の比較考察発表:テキスト史料5と関連史料
第22回 史料の比較考察発表:テキスト史料6と関連史料
第23回 史料の比較考察発表:テキスト史料7と関連史料
第24回 史料の比較考察発表:テキスト史料8と関連史料
第25回 史料を用いたテーマ発表:Aグループ
第26回 史料を用いたテーマ発表:Bグループ
第27回 史料を用いたテーマ発表:Cグループ
第28回 後期総括
※履修者の理解度や授業の進度に応じて、計画を変更する場合がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストは担当以外についても必ず目を通し、疑問点・注目点を見出しておく。議論において発言を求められたら答えられるように準備を怠らないこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 学習成果を論理的かつ客観的に論述しているか等を評価する。 |
平常点 | 60 | 発表や議論において、先行研究や史料の読解力、見解や発言の客観性、結論の妥当性等を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者、または無断欠席が4回連続した者は、成績評価の対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〈テキスト〉
前期:美川圭『院政 もうひとつの天皇制 増補版』(中公新書、2021年)ISBN:978-4-12-191867-3
後期:史料プリントを配付
〈参考文献〉
前期:『史学雑誌―回顧と展望―』
後期:『大日本史料 第三編』
その他特記事項
授業における議論は、履修者全員の予習を前提に、各人の質問・意見を出し合いながら進める。担当日以外にも発言を求めるので、主体的な姿勢をもって臨んで欲しい。