シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(3)/日本史演習(3) | 2024 | 通年 | 金3 | 文学部 | 志村 佳名子 | シムラ カナコ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH3-F853
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本古代史の主要な史料を講読し、奈良~平安時代を研究するために必要な実践的な力を身に付ける。前期は古代史の史料と近年の研究動向について把握した上で、六国史や法制史料の講読を行う。後期は平安期の論文の講読を通して研究課題を理解するとともに、古記録の輪読を行う。
授業は演習形式で行うため、報告担当者は事前にレジュメを作成し、受講者全員に配布すること。担当者の報告と受講生の討議を中心に、時代背景などに関する教員の解説を加えながら進める。また、各回に司会を設定し、質疑の進行を担当してもらう。受講者には、毎回のテキスト内容の予習と、質疑応答に積極的に参加することが求められる。
科目目的
古代史の主要な史料の講読と、それに関連する文献の講読を通して、研究に必要な知識と方法論を身に付け、主体的・多角的に課題を検討し、問題を解決する力を養う。
到達目標
・日本古代史を研究するための知識と方法論を身に付ける。
・古代の史料の読解に主体的に取り組み、課題について論理的に議論できるようになる。
・課題の解決に必要な情報を収集し、調査の結果を的確な文章で伝えられるようになる。
授業計画と内容
〈前期〉
第1回 前期のガイダンス(授業の進め方)
第2回 古代史研究の現在
第3回 古代の史料講読にあたっての基礎知識
第4回 史料講読:『続日本紀』(Aグループ)
第5回 史料講読:『続日本紀』(Bグループ)
第6回 史料講読:『続日本紀』(Cグループ)
第7回 史料講読:『続日本紀』(Dグループ)
第8回 史料講読:『続日本紀』(Eグループ)
第9回 史料講読:担当箇所に関連する律令条文など(Aグループ)
第10回 史料講読:担当箇所に関連する律令条文など(Bグループ)
第11回 史料講読:担当箇所に関連する律令条文など(Cグループ)
第12回 史料講読:担当箇所に関連する律令条文など(Dグループ)
第13回 史料講読:担当箇所に関連する律令条文など(Eグループ)
第14回 前期のまとめ
〈後期〉
第15回 後期のガイダンス(授業の進め方)
第16回 平安時代の史料と研究動向
第17回 古記録の講読にあたっての基礎知識
第18回 史料講読:『小右記』(Aグループ)
第19回 史料講読:『小右記』(Bグループ)
第20回 史料講読:『小右記』(Cグループ)
第21回 史料講読:『小右記』(Dグループ)
第22回 史料講読:『小右記』(Eグループ)
第23回 史料講読:担当箇所に関する追加報告(Aグループ)
第24回 史料講読:担当箇所に関する追加報告(Bグループ)
第25回 史料講読:担当箇所に関する追加報告(Cグループ)
第26回 史料講読:担当箇所に関する追加報告(Dグループ)
第27回 史料講読:担当箇所に関する追加報告(Eグループ)
第28回 後期のまとめ
※受講者の人数や関心により、予定を変更することがある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 授業内容と課題をよく理解し、論理的に説明できているか、先行研究をふまえて問題点を把握し、適切に論述できているかを評価する。 |
平常点 | 70 | 各報告では、史料読解の正確さ、論点の的確な理解、自分なりの考察を加えられていることを評価の指標とする。そのほか、質疑応答の姿勢や主体的に参加する姿勢も評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席回数が著しく少ない者、理由なく予定した報告を行わなかった者は評価の対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定せず、こちらで資料を配布する。
参考文献は適宜指示する。