シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(4)(14)/日本史演習(4)(14) | 2024 | 通年 | 火5 | 文学部 | 松本 剣志郎 | マツモト ケンシロウ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH3-F854
履修条件・関連科目等
日本近世史
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
研究能力および史料読解力を高め、よりよい卒業論文が執筆できるように準備を進める。卒論のテーマは各自の問題関心に従って選んでもらうので、大学での学びの集大成として追求するにふさわしいテーマを探しておいて欲しい。
前期は、一年間のスケジュール等を確認した後、史料講読のグループ発表、4年生の研究発表を中心に行う。史料講読においては、書き下し、現代語訳、用語の解説、史料から導き出しうる論点、関連する研究・史料を検討し発表する。適切な辞書を用いて調べられること、関係する論文を読むこと等が求められる。4年生の研究発表は、先行研究の整理、主に使用する予定の史料について説明し、どのような論理展開をするか発表して欲しい。
後期は、夏休みの成果をもって、4年生は卒論執筆前の発表、3年生も翌年以降取り組む研究について発表する。後半は史料講読に取り組む。
前期・後期とも、全員が順番に発表を行う。お互いの発表を理解し合い、議論が活発となるよう努力して欲しい。
科目目的
この科目は、学位授与の方針で示す、専門的学識と複眼的に思考する力を学生が身につけることを目的とする。
到達目標
卒業論文を作成するにあたり必要となる、論文や史料をもとに情報を読み取る能力や、知識や情報を組み立てながら自ら考える能力を学生が身につけること。
歴史上の問題について自らテーマを設定し、先行研究と史料を検討しながら独自な視点での分析ができるようになること。
授業計画と内容
〈前期〉
1.授業ガイダンス(発表テーマは参考まで、以下同)
2.調べ方、発表の仕方等についての説明
3.とりあげる史料についての説明(活字史料)
4.ゼミ生による史料グループ発表①江戸町触(名主)
5.ゼミ生による史料グループ発表②江戸町触(支配)
6.ゼミ生による史料グループ発表③江戸町触(日用)
7.ゼミ生による史料グループ発表④江戸町触(入札)
8.研究手法についての説明
9.4年生による卒論研究発表①政治史
10.4年生による卒論研究発表②対外関係史
11.4年生による卒論研究発表③地域社会論
12.4年生にょる卒論研究発表④思想史
13.4年生による卒論研究発表⑤災害史
14.3年生による研究構想発表
〈後期〉
1.後期の進め方に関するガイダンス (発表テーマは参考まで、以下同)
2.4年生による卒論研究発表①政治史
3.4年生による卒論研究発表②対外関係史
4.4年生による卒論研究発表③地域社会論
5.4年生による卒論研究発表④思想史
6.4年生による卒論研究発表⑤災害史
7.3年生による研究発表①都市史
8.3年生による研究発表②身分論
9.3年生による研究発表③文化史
10.ゼミ生による史料グループ発表①江戸町触(勧化)
11.ゼミ生による史料グループ発表② 江戸町触(信仰)
12.ゼミ生による史料グループ発表③江戸町触(普請)
13.ゼミ生による史料グループ発表④江戸町触(馳走)
14.総括・まとめ:学習の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
史料を読むので発表担当グループは、与えられた史料の読みと解説、導き出しうる論点、関連する研究・史料の検討を事前に行う。その他の受講生も、該当史料を必ず事前に読んでくること。
個人の研究発表にむけて、図書館で学術論文・専門書を読み、博物館や文書館等も活用して史料を集めておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 最後に試験を実施する。 |
平常点 | 50 | ゼミ発表、提出物(レポート)、授業での発言等をあわせて平常点として評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要なテキスト等は、授業の中で指示や配布を行う。
その他特記事項
授業の進行状況により、余裕があれば、博物館・文書館の見学を行う。