シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(12)/日本史演習(12) | 2024 | 通年 | 月5 | 文学部 | 白根 靖大 | シラネ ヤスヒロ | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH4-F864
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
履修者各々の研究テーマに関して、先行研究の整理と理解、研究課題の設定、史料の検索と読解、研究成果のまとめ方など、歴史学の学問的方法を実践する。前期は、先行研究の整理や論点の抽出を中心に進め、各々の研究テーマについて課題の絞り込みを行う。後期は、史料の分析、史料に基づいた論証、結論の提示へと研究を進めていく。また、お互いに発表と議論を重ねることで、自分の研究テーマに閉じこもらず視野を広げて歴史を考える機会とする。
科目目的
自ら課題を設定して研究を進め、独自の結論を導き出す能力を養う一方、他者の見解を的確に理解し、自分の意見を客観的に述べ、議論を深めるための資質を磨く。
到達目標
先行研究を踏まえ独自の課題設定を行い、複数の見解を比較検討するとともに、史料を正確に読解し、根拠に基づいて結論を成案する。また、自分の研究について論理的かつ客観的に述べ、他者と建設的な議論ができる。
授業計画と内容
履修者の人数を考慮しながら、下記の素案をもとに、前期は第1回、後期は第15回の授業において詳細を決定する。
【前期】
第1回 本授業と学術研究に関する講義。前期の発表日程の決定。
第2回 研究テーマ構想発表:Aグループ
第3回 研究テーマ構想発表:Bグループ
第4回 研究テーマ構想発表:Cグループ
第5回 先行研究整理発表:Aグループ
第6回 先行研究整理発表:Bグループ
第7回 先行研究整理発表:Cグループ
第8回 先行研究整理発表:Dグループ
第9回 先行研究整理発表:Eグループ
第10回 論点抽出発表:Aグループ
第11回 論点抽出発表:Bグループ
第12回 論点抽出発表:Cグループ
第13回 論点抽出発表:Dグループ
第14回 論点抽出発表:Eグループ
【後期】
第15回 卒業論文に関する講義。後期の発表日程の決定。
第16回 史料分析発表:Aグループ
第17回 史料分析発表:Bグループ
第18回 史料分析発表:Cグループ
第19回 史料分析発表:Dグループ
第20回 史料分析発表:Eグループ
第21回 論文構成発表:Aグループ
第22回 論文構成発表:Bグループ
第23回 論文構成発表:Cグループ
第24回 論文構成発表:Dグループ
第25回 論文構成発表:Eグループ
第26回 個別指導
第27回 個別指導
第28回 総括
※履修者の理解度や授業の進度に応じて、計画を変更する場合がある。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各自が自分の研究テーマに関する先行研究リスト作りを恒常的に進めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 研究成果を論述する際の論理性や客観性等を評価する。 |
平常点 | 80 | 課題設定や論点考察の的確さ、史料読解の正確さ、結論の妥当性等を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者、または無断欠席が4回連続した者は、成績評価の対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〈参考文献〉『史学雑誌─回顧と展望─』
その他特記事項
お互いの意見交換によって履修者全員のレベルアップが進むことを望む。