シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(16)/日本史演習(16) | 2024 | 通年 | 金3 | 文学部 | 清水 善仁 | シミズ ヨシヒト | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH4-F868
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期は、卒業論文のテーマに関する研究史の整理と分析をおこないます。受講者は卒業論文で取り上げたいテーマについての先行研究を調査し、そのなかから1~2本の論文を取り上げて概要を報告してもらいます(課題設定、論旨の展開、結論、論文に対する評価等)。そのうえで、当該テーマに関する研究史上の論点や課題点を明らかにします。
後期は、前期におこなった報告で明らかにした論点や課題点をふまえ、卒業論文に向けた中間報告として、論文の課題設定と構成案を中心に報告してもらいます。報告の後、その内容について受講者全員で議論します。
科目目的
先行研究の整理・分析により、受講者それぞれが設定した卒業論文のテーマの研究史上の位置づけを明確にし、あわせて様々な史料を活用することで、論理的に結論まで展開するための専門的学識と複眼的思考能力を身に付けることを目的とします。
到達目標
本演習での報告や議論を通じて、独創性に富む卒業論文の完成を目指すとともに、その過程で得られる専門的学識や複眼的思考能力、さらにはコミュニケーション力を磨き上げることを目標とします。
授業計画と内容
(前期)
第1回 前期ガイダンス:授業の進め方について
第2回 卒業論文の作成に向けて①:先行研究の把握と史料収集の方法
第3回 研究史報告のまとめ方について
第4回 卒業論文構想報告①:大正期
第5回 卒業論文構想報告②:昭和期
第6回 グループ討論①:先行研究について
第7回 グループ討論②:史料収集について
第8回 研究史報告①:グループA
第9回 研究史報告②:グループB
第10回 研究史報告③:グループC
第11回 研究史報告④:グループD
第12回 研究史報告⑤:グループE
第13回 研究史報告⑥:グループF
第14回 研究史報告⑦:グループG
(後期)
第15回 後期ガイダンス:授業の進め方について
第16回 卒業論文の作成に向けて②:論文執筆における注意点
第17回 グループ討論③:卒業論文の進捗状況について
第18回 グループ討論④:卒業論文の構成について
第19回 卒業論文中間報告①:グループA
第20回 卒業論文中間報告②:グループB
第21回 卒業論文中間報告③:グループC
第22回 卒業論文中間報告④:グループD
第23回 卒業論文中間報告⑤:グループE
第24回 卒業論文中間報告⑥:グループF
第25回 卒業論文中間報告⑦:グループG
第26回 個別相談・指導
第27回 個別相談・指導
第28回 総括・まとめ:卒業論文報告
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
卒業論文の執筆にあたっては、本演習における報告の準備はもとより、先行研究や史料の幅広い調査と収集を日頃から意識しておこなうことが重要です。また、他の受講者の報告で得られた視座を、みずからの研究内容とつなげる作業も試みてください。これらの蓄積こそが、卒業論文の精度をより高めることとなります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 指定した課題に対する取り組みが十分になされているかどうかを基準とします。 |
平常点 | 30 | 積極的な発言等、授業への参加・貢献度を基準とします。 |
その他 | 50 | 前期の研究史報告では研究史の把握が適切かどうか、後期の卒業論文中間報告では論文の課題設定と構成案の関係が妥当かどうかをそれぞれ基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席(リアクションペーパーの提出)が全開講回数の半数に満たない者は不可とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、レジュメを配布します。参考文献は報告に即してそのつど紹介します。