シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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政治学特講2(C) | 2025 | 後期 | 月5 | 法学研究科博士課程前期課程 | 宮本 太郎 | ミヤモト タロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-702L
履修条件・関連科目等
履修にあたっては現代政治と福祉政策について基本的な知識が必要であることに加えて、欧州の
戦後政治のおおまかな流れをおさえておくことが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
福祉政治の理論と実証をめぐる回顧と展望
科目目的
社会保障、福祉サービス、雇用政策をめぐる福祉政治学的研究には長い蓄積があるが、この講義では主として福祉政治学的な研究テーマに取り組む院生を念頭において、当該分野の研究蓄積を辿りつつ今日の到達点を確認する。理論的あるいは方法論的な研究と関連させつつ、各国や地域ごとの制度変容についても比較検討をすすめる。
到達目標
学生が、それぞれの研究主題に適した理論枠組みを選択、活用して、リサーチクエスチョンを明確に提示し、先行研究との関係を示しながら考察をすすめることができる力量を習得することを到達課題とする。
授業計画と内容
本講義では、主として福祉政治学的な研究テーマに取り組む院生を念頭において、この分野の研究蓄積を辿りつつ今日の到達点を確認する。理論的あるいは方法論的な研究と関連させつつ、各国や地域の制度変容、ジェンダー政治としての展開、サービス供給体制の形成、財政危機と政治の関連などにも触れつつ議論をすすめる。
1、福祉政治学の理論的展開
2、福祉政治と地域政治
3、リージョンと福祉政治
4、福祉政治と財政問題
5、ジェンダーをめぐる政治
6、家族の変容をめぐる政治
7、選別主義と普遍主義
8、再分配のパラドクス
9、準市場をめぐる政治
10、市民社会論と福祉政治
11、社会的企業と政治
12、新しい社会運動と福祉政治
13、グローバル化と福祉政治
14、福祉レジームの国際的次元
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義に先立ち毎回論文数本分に相当するアサインメントを課す
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポートの内容と水準 |
平常点 | 60 | 討論への参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
開講時に提示する