シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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東洋史概説(1)B(東洋史学) | 2024 | 後期 | 水5 | 文学部 | 鈴木 恵美 | スズキ エミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH1-G102
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
イスラームが誕生した7世紀以降の西アジア(中東)地域の歴史の概説を学ぶ。この地域は古代文明から積み重なる歴史を持ち、東西そして南北の交流が盛んな、様々な民族、宗教が共生する多様性に満ちた地域である。また、十字軍とモンゴルという東西からの侵略、様々な王朝の栄枯盛衰など、ダイナミズムに満ちている。この授業では、西洋や東洋とは全く異なる西アジア地域におけるイスラーム史の魅力を知ることで、世界史を学ぶことの楽しさを知る。授業は、イスラーム(第1回と第2回)、概説(第3回から第6回)、テーマごとの各論(第7回から第13回)という第三部構成で実施する。
科目目的
複雑で難しいと思われがちな西アジア地域の歴史を学ぶことの面白さを知ること。またこの地域の歴史を、世界史全体のなかで理解すること。
到達目標
イスラーム史を学ぶことで、他の地域との違いと共通点を理解すること。授業で学ぶ歴史的知識と、現代の国際社会を結び付けてとらえること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、イスラーム史の見方
第2回 イスラームの誕生と支配地域の拡大
第3回 アラブによる支配
第4回 非アラブによる支配
第5回 十字軍とモンゴル襲来
第6回 近世イスラーム国家
第7回 イスラーム法による統治と正当性
第8回 統治機構と土地制度
第9回 ワクフとイスラーム都市
第10回 交易路の拡大と変化
第11回 オスマン朝の都市文化
第12回 西アジア地域における食の文化史
第13回 イスラーム史のなかのユダヤ人
第14回 イスラーム史の総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必ず授業の復習をすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | イスラーム文明が歴史的にどのように展開してきたか、その理解度を評価する。 |
平常点 | 30 | 質問やコメントペーパーの提出など、授業に対する積極性。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは無し。参考文献は、必要な時には講義のなかで紹介する。
資料を準備する。