シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アラビア語(1)A | 2024 | 前期 | 月2 | 文学部 | 松本 隆志 | マツモト タカシ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OW1-G801
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テキストを用いた講義形式です。本講義では正則アラビア語の文法の初歩を学んでいきます。
あくまでも文法の授業であり、会話表現の授業ではないことにご注意ください。
ほぼ毎回課題を出す予定であり、また必要に応じて小テストを実施することもあります。
前期は特にアラビア語の名詞・形容詞・前置詞の用法と基本名詞文を学びます。
科目目的
中東・西アジアの歴史・社会・文化を学ぶ上で必須であるアラビア語文献の読解を可能とするために、正則アラビア語文法の初歩を修得することが本講義の目的です。
到達目標
アラビア語の基本名詞文(名詞・形容詞・前置詞などで構成される文)を理解できるようになる。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス
第02回 1章 アラビア文字の書き方と発音/文字のつなげ方と発音記号
第03回 2章 非限定/限定 3章 格変化の基本
第04回 小テスト(1〜3章)と解説
第05回 4章 基本名詞文
第06回 5章 性 6章 数
第07回 小テスト(4〜6章)と解説
第08回 7章 指示詞/人称代名詞 8章 前置詞
第09回 9章 動詞ليسと疑問詞أَ、هل
第10回 小テスト(7〜9章)と解説
第11回 10章 形容詞による修飾とイダーファ表現
第12回 11章 名詞のまとめ
第13回 12章 形容詞のまとめ
第14回 総括
以上の授業計画は状況により変更となる可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
アラビア語の学習には予習・復習が不可欠です。
テキストに目を通すことはもちろん、テキストに収録されている練習問題や授業で出される課題をしっかりとこなして、暗記事項を一つ一つ押さえていく地道な自学自習の取り組みが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 40 | 前期の授業内容全体についての試験をおこないます。 |
平常点 | 60 | 毎回の課題提出から評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
5回以上の欠席、期末試験未提出は単位取得不可となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(テキスト)
八木久美子,青山弘之,イハーブ・アハマド・エベード,『大学のアラビア語詳解文法』,東京外国語大学出版会,2013年.
テキストです。必ず入手してください。
(参考文献)
竹田敏之,『ニューエクスプレスアラビア語』,白水社,2010年.
文法中心の本講義では扱わない会話表現について学べる参考書です。旅行や留学・仕事などでのアラビア語使用を想定している人はこの本で勉強するといいでしょう。
その他特記事項
卒論でイスラーム史を専門にするつもりの学生は、後期と合わせて履修することが望ましいです。
もちろん、単純にアラビア語の世界に興味がある学生も履修できます。
ただしアラビア語は非常に難解な言語です。講義を欠席することなく、予習復習を欠かさない覚悟と忍耐が必要です。
決して楽な科目ではないのでご注意ください。