シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アジア諸言語(1)B | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 伊澤 敦子 | イザワ アツコ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OW1-G806
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
サンスクリットは名詞の格変化や動詞の語尾変化など古い言語形態をもっともよく保持している言語である。単語の1つ1つがパズルのピースのようなもので、それぞれのピースが持っている情報によりぴっったり合わせることができると、そこに1つの絵(文)が浮かび上がる。学生はそのパズルを組み立てる為のノウハウを習得する。
科目目的
前期に習得した名詞・形容詞に加え動詞について学ぶことで、サンスクリットの全体像をつかむ。この言語の複雑さに慣れることは、他の言語、例えばギリシャ語やロシア語などの複雑な言語を習得するうえで大いに助けになる。
到達目標
代名詞の格変化、動詞の語尾変化について習得し、これらを織り交ぜた少し複雑な文章を訳すことが出来るようになる。
授業計画と内容
1. 前期の復習
2. 比較法
3. 人称代名詞、指示代名詞
4. 関係代名詞
5. 数詞
6. 動詞について
7. 第1種活用動詞 第1類
8. 第1種活用動詞 第4, 6, 10類
9. 第2種活用動詞 第2類
10. 第2種活用動詞 第3類
11. 第2種活用動詞 第5, 7類
12. 第2種活用動詞 第8, 9類
13. 名詞の格と数、動詞の時制と法
14. 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文法書の中の練習題の文章を訳し、次回の授業で発表する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 50 | 筆記試験を実施する。いくつかのサンスクリット文を和訳する。その際、各単語の意味、性、数、格をも記入する。これらによって、文章レベルだけでなく単語レベルにおいても正確に理解できているかがわかる。 |
平常点 | 40 | 毎回授業の終わりに練習題の文章をいくつか解いて提出する。これをもって出席と見なされる。 |
その他 | 10 | 次回の授業までに練習題をいくつか課題として出す。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
課題(復習)を次回の授業内で発表する。必要に応じて黒板に記入する。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用テキスト:サンスクリット語初等文法、J. ゴンダ著、辻直四郎 校閲、鎧淳 訳、春秋社、2001、東京
辞書やその他の参考書については授業の中で紹介する。