シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中央ユーラシア史演習(1)B(2)B | 2024 | 後期 | 火4 | 文学部 | 新免 康 | シンメン ヤスシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH3-G856,LE-OH4-G868
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業は演習形式で行ないます。卒論の構想・作成を視野におきつつ、近年日本で刊行された、そのテーマに関連する日本語論文を自ら選んで紹介し、論評します。あわせて、自らの卒論の構想や作成経過の報告を行います。総体として、自らの論文作成のための研究を行い、論文を執筆していくための知識・能力を高めることを目指します。
科目目的
中央ユーラシア史や関連地域の歴史に関する学術論文などを読み、中央ユーラシアとその周辺地域の歴史・文化に関する理解を深めます。また、卒業論文のテーマに関わる自らの研究の紹介を行います。これらを通じて、中央ユーラシア史を扱うための基礎知識を獲得するとともに、先行研究の成果を摂取しつつ自らの研究を進めていくための技量を養うことを目的とします。
到達目標
・中央ユーラシアとその周辺地域の歴史・文化に関する研究上の理解を深めるとともに、自らの研究のための基礎を錬成します。
・参加者は自らの関心に応じて、中央ユーラシア史や関連地域の歴史に関する学術論文を読み、自らの研究を進めていくための具体的な視点や能力を高めます。
・中央ユーラシア史を扱うための応用的な知識を獲得するとともに、先行研究の成果を摂取しつつ自らの研究を進めていくための技量を養います。
・上記を通じて、卒業論文の執筆へとつなげます。
授業計画と内容
4年生は、自らの卒論のテーマ・内容に即して、卒論の構想もしくは部分的な内容の紹介、あるいは卒論で直接利用する先行研究の論文の紹介・論評を行います。3年生については、卒論のテーマ等に関わる学術論文を選び、その内容について紹介・論評する発表を行います。
発表の方式は以下の通りです。
①担当者は、論文や学術書の関連箇所などの構成・内容・主旨を整理して提示する配布資料を作成し、当日参加者全員に配布します。
②担当者は配布資料に基づき、論文を紹介した上でそれを論評する口頭報告を行ないます。理解のために必要な歴史的背景、専門用語などについてもあわせて解説します。
③教員との間の質疑応答、参加者全員での質疑・議論を行います。
④授業時間の最後に、当日の発表に関するコメントを受講者に書いて提出していただきます。教員がその内容をまとめて、参考資料として発表者・受講者に配布します。
第1回 教員による解説(1):近年の中央ユーラシア史研究の動向と史料状況
第2回 教員による解説(2):論文を紹介する際の方法、配布資料の作成の仕方
第3回 教員による解説(3):論文執筆の方法、注意事項
第4回 4年生の卒論に関する発表
第5回 4年生の卒論に関する発表
第6回 4年生の卒論に関する発表
第7回 4年生の卒論に関する発表
第8回 4年生の卒論に関する発表
第9回 上記の諸発表の形式・内容面に関する検証・評価を行い、改善点等について検討します。
第10回 3年生の論文紹介の発表
第11回 3年生の論文紹介の発表
第12回 3年生の論文紹介の発表
第13回 3年生の論文紹介の発表
第14回 上記の諸発表の形式・内容面に関する検証・評価を行い、改善点等について検討します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・発表者は授業前に紹介対象の論文の内容を把握し、紹介・論評内容を検討し、発表資料を作成する。
・各回の発表に関して、授業参加者はコメント・質問を課題として提出する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 出席状況、担当した発表の内容、授業内での議論、毎回の小レポート(発表に関するコメント、質問)、について評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・毎回の授業においてResponアプリのカード(出席のみ)を使って、出席を確認する予定です。各授業ごとに出席を確認できた学生の提出した小レポート(発表に関するコメント)を評価の対象とします。正当な理由なく欠席した場合は、その欠席した回の小レポートを提出することはできません。
・小レポートを正当な理由なく5回以上提出しなかった者は評価の対象とせず、E判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・各回における発表、およびそれに関する小レポート(発表に関するコメント、質問)について、教員が全体の講評を行います。関連資料をmanabaに掲出するとともに、各授業回の最初の時間帯に説明を加えます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
随時配布、指示します。
その他特記事項
特になし。