シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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イスラーム地域史演習(1)A(2)A | 2024 | 前期 | 水3 | 文学部 | 鈴木 恵美 | スズキ エミ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH3-G857,LE-OH4-G869
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
最初に学術論文とはどのようなものか、その研究手法について学ぶ。そのうえで、イスラーム地域史に関する英語文献を輪読する。予定しているのは、Nelly HannaとRaouf Abbasが編者となった論文集Society and Economy in Egypt and the Eastern Mediterranean(2015)、Peter SluglettのThe Urban Social History of the Middle East(2009)のなかのいくつかの論文である。テキストは授業の最初に配布する。授業では、毎回報告する担当者が、割り当てられた部分の訳、関連する研究などについて報告した後、参加者全員で討論する。報告者以外の参加者は、事前に文献を読み、その内容について、授業の2日前までに報告者に対してメールなどの手段で質問事項を送ることが求められる。課外授業も実施する予定である。
科目目的
文献の講読を通して、中東、イスラーム地域の社会や文化の多様さを知り、それがどのような形で記述あるいは表現されてきたのか、総合的に理解すること。
到達目標
変化の激しい近代以降の歴史を研究するための多角的な視野と、その研究手法を身に着けること。また、文献の読解力を養うことも目的のひとつである。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、学術論文とは
第2回 文献の検索・収集方法
第3回 文献リストの作成
第4回 文献講読(第5章)と報告
第5回 前週の続き
第6回 文献講読(第10章)と報告
第7回 前週の続き
第8回 文献講読(第11章)と報告
第9回 前週の続き
第10回 文献講読(第4章)と報告
第11回 前週の続き
第12回 論文講読と報告
第13回 論文講読と報告
第14回 論文講読と報告
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 報告の内容 |
平常点 | 50 | 質問やコメントなど授業への貢献度、授業態度など。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは以下の書籍のなかに掲載された論文だが授業内で配布する。
Nelly Hanna,Raouf Abbas(2015) ,Society and Economy in Egypt and the Eastern Mediterranean 1600-1900, American University in Cairo Press.
Peter Sluglett(2009), The Urban Social History of the Middle East 1750-1950,Syracuse University Press.
参考文献は授業中に適宜紹介する。