シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋史学基礎演習(1)A/西洋史学基礎演習(1)(前期) | 2024 | 前期 | 火3 | 文学部 | 堀内 隆行 | ホリウチ タカユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WH1-H011
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大学で学ぶ歴史学は高校までの歴史と何が違うのか、ヨーロッパにおける歴史研究の歩みを振り返り、また池上俊一『歴史学の作法』を読みながら考える。同時に図書検索、文献の内容紹介(発表)と討論の方法などアカデミック・スキルも習得する。
科目目的
この科目は、学生が西洋史学の研究方法を学び、同時に図書検索、文献の内容紹介(発表)と討論などをめぐるアカデミック・スキルを身に付けること、さらに学位授与の方針で示す「専門的学識」「複眼的思考」「コミュニケーション力」「主体性」を習得することを目的とします。
到達目標
この科目では、西洋史学の研究方法について他者に説明できるようになることを到達目標とします。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション+西洋史共同研究室の図書室の使い方
第2回 中央図書館の使い方
第3回 レジュメと文献リストの作り方
第4回 ヘロドトスとトゥキディデス
第5回 ポリビオスとアウグスティヌス
第6回 ヴォルテールとランケ
第7回 アナール学派
第8回 言語論的転回
第9回 すべてを歴史の相の下に+歴史の道筋(『歴史学の作法』)
第10回 いかに歴史を叙述するべきか+史料批判は終わらない(『歴史学の作法』)
第11回 拡散する数量史+心性史と感情史(『歴史学の作法』)
第12回 社会史の冒険+無告の民の歴史(『歴史学の作法』)
第13回 文化史の課題+土台としての自然と身体(『歴史学の作法』)
第14回 甦る政治史+これからの歴史学(『歴史学の作法』)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 発表の状況、討論参加の積極性 |
成績評価の方法・基準(備考)
遅刻厳禁。必ず発言すること。また3分の1以上の欠席、未発表は認めない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
池上俊一『歴史学の作法』(東京大学出版会、2022年)。