シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会情報学演習(4)(9) | 2024 | 通年 | 火2 | 文学部 | 常川 真央 | ツネカワ マオ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-LI3-M804,LE-LI4-M809
履修条件・関連科目等
「社会情報学基礎演習(1)」「社会情報学基礎演習(2)」の履修を前提とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<ゼミの概要>
研究テーマの選定からゼミナール論文・卒業論文執筆までの調査研究のプロセスを文献講読やその他の様々な演習を通じながら学習する。ゼミナール論文・卒業論文の研究テーマは、指導教員の助言と指導のもと、履修生の間で議論・検討して決定する。
<学修の成果>
・ 3年生: 前期の期末では、各自の研究テーマを決定し、発表を行う。後期の期末では、ゼミ論文の執筆と発表を行う。
・ 4年生: 3年生の発表や議論にも参画しつつ、卒業論文を執筆する。
科目目的
本科目は学生が学位授与の方針で示す「専門的学識」「コミュニケーション力」「主体性」を修得することを主たる目的としている。また、専攻カリキュラムでは、社会情報学の基礎力・総合力を修得するための必修科目として位置づけている。
学生がこれまでの学生生活で培ってきた社会や情報メディアに関する関心に基づき、修得した学識を活かしながら、研究を主体的に進め、卒業論文と言う形で成果を発表するための基礎的な能力を修得することを目的とする。
到達目標
1. 文献探索・読解や論文の執筆作法、プレゼンテーションなどの基礎的なアカデミック・スキルを修得していること
2. 自身の研究テーマに関する先行研究について論理的に説明できること
3. 研究テーマに応じて必要な研究手法を修得していること
授業計画と内容
(前期)
第01回 ガイダンス、ゼミの進め方、役割分担など
第02回 研究テーマの決定(1) : 社会背景の調査
第03回 研究テーマの決定(2) : 研究領域の調査
第04回 研究テーマの決定(3) : 研究目的の設定
第05回 問いと仮説の設定(1) : 文献調査
第06回 問いと仮説の設定(2) : 問いの設定
第07回 問いと仮説の設定(3) : 仮説の設定
第08回 研究手法の決定(1) : 方法論
第09回 研究手法の決定(2) : 研究手法
第10回 研究手法の決定(3) : 研究倫理
第11回 データの収集(1) : 調査の計画
第12回 データの収集(2) : 調査の実行
第13回 データの収集(3) : 研究データの管理
第14回 中間発表
(後期)
第15回 データの分析(1) : 分析手法・ツールの設定
第16回 データの分析(2) : クリーニング
第17回 データの分析(3) : データの集計
第18回 データの分析(4) : 分析の実行および考察
第19回 論文の執筆(1) : 章節の構成
第20回 論文の執筆(2) : 文章の執筆
第21回 論文の執筆(3) : 文献リストの作成
第22回 論文の執筆(4) : 図表・データの掲載
第23回 ディスカッション(1) : 研究発表の意義と技法
第24回 ディスカッション(2) : 研究成果の批判と議論
第25回 ディスカッション(3) : 分析結果の見直し
第26回 ディスカッション(4) : 論文の改訂
第27回 最終発表
第28回 全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
研究紹介を行う週には、担当する研究論文等の文献をきちんと読み、授業内で文献紹介ができるように発表資料を用意しておく。ゼミナール活動を行っていく中で実施する課題については準備をするだけでなく、授業内での指摘を受けてその後の振り返りを必ず行ってほしい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | ゼミで設定したゼミテーマ、個人テーマに基づくゼミ論文を期末レポートとして課し、研究課題、研究手法、考察の妥当性を評価する。 |
平常点 | 60 | 授業への参加・貢献度、受講態度、活動状況を基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
研究の進捗状況について、必要があれば個別に面談を行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Manabaやほかのコラボレーションツールなどを利用して履修者間の研究状況について共有し、非同期かつ協働的な学びを促す環境の構築を目指す。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(テキスト)
指定しない
(参考文献)
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松 洋編『最新・社会調査へのアプローチー論理と方法 』ミネルヴァ書房、2023年、ISBN:9784623095247
そのほか、都度提示する。