シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
教育学基礎演習(1)A | 2024 | 前期 | 木1 | 文学部 | 眞鍋 倫子 | マナベ リンコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ED1-N011
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育にかかわる複数の書籍を輪読することで、基本的な考え方や研究の方法について理解する。
各回に、学生が書籍の担当する章の要約を報告する。その報告をもとに、グループディスカッションなどを行って理解を深める。
科目目的
基礎演習科目として、学生が文献を読み、論旨を読み取り、要約する力を身につける。また、内容について議論を行うことで、グループでの学習を行う力を身につける。
到達目標
教育学の基礎的な文献(新書)を読み、その内容を理解すること。担当部分について要約を作成することで、要約する力、批判的に読み解く力を身につけることを目標とする。
授業計画と内容
第1回:授業の目標と進め方の説明(イントロダクション)
第2回:要約の方法
第3回:『学校の戦後史(序~2章)』を読む
第4回:『学校の戦後史(3章~終章』を読む
第5回:『学校の戦後史』を読む:ディスカッション
第6回:『日本人のしつけは衰退したか(序~2章)』
第7回:『日本人のしつけは衰退したか(3章~5章)』
第8回:『日本人のしつけは衰退したか(6章)』・ディスカッション
第9回:『暴走する能力主義(1章~3章)』を読む
第10回:『暴走する能力主義(4章~6章』を読む
第11回:『暴走する能力主義』ディスカッション
第12回:『若者と労働(序~2章)』を読む
第13回:『若者と労働(3章~5章』を読む
第14回:『若者と労働(6章~7章』を読む:ディスカッション
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1)毎回、事前に読んだ文献についての簡単なまとめを当日までに提出してもらいます。
2)授業の終わりに、文献や発表についてのコメントを提出してもらいます。
3)自身の担当部分の要約を作成してもらいます。
4)担当部分の要約は、当日のコメントを受けて修正し、再提出を求めることがあります。
5)最終レポートを作成してもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 60 | 自身の担当回の要約と再提出版 最終レポート |
平常点 | 40 | 前日までの課題、授業後の課題および当日のディスカッションへの参加によって評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
自身の担当回の要約は、当日のコメントを受けて、修正し、再提出を求めます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
各自の発表について、授業中に講評を加える(manabaを通じて行うこともある)。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(テキスト)
木村元 2015 『学校の戦後史』岩波新書
広田照幸 1999 『日本人のしつけは衰退したか』講談社現代新書
中村高康 2018 『暴走する能力主義-教育と現代社会の病理』ちくま新書
濱口桂一郎 2013 『若者と労働-「入社」の仕組みから解きほぐす』中公新書ラクレ
その他参考文献等については授業内で適宜紹介する。