シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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心理学基礎演習(1)B(心理学研究法)/心理学基礎演習(1)B | 2024 | 後期 | 火4 | 文学部 | 山科 満 | ヤマシナ ミツル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-PY1-P012
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期に学んだ知識とスキルを活かして、後期には、実験を始めとする各種の心理学研究法に対する理解を深めていきます。授業では、グループディスカッションとグループワークを適宜行いながら、各自が持つ問題意識から研究テーマにつなげる具体的な手続きや、適切な研究論文の見つけ方とその入手方法について体験的に学び、合わせて自分達が学んだことをまとめ、他者に分かりやすく伝える等の課題を実践します。
科目目的
心理学における実証的研究方法について理解し、そこで用いられる思考方法や、研究に必要な倫理を習得することを目的とします。
到達目標
1)実験的方法と観察的方法について説明できる
2)定性的研究や定量的研究について説明できる
3)心理学研究に必要な倫理について説明できる
4)必要な文献を検索によって見つけ,入手する方法が身につく
5)心理学論文の内容を分かりやすくプレゼンテーションできる
授業計画と内容
(1)オリエンテーション
(2)心理学における研究法、研究倫理
(3)実験計画法
(4)質問紙調査法,観察法
(5)グループワーク:テーマ決め
(6)グループワーク:問題の抽出,サブテーマの設定
(7)グループワーク:文献検索
(8)グループワーク:文献の共有
(9)グループワーク:研究計画立案
(10)グループワーク:データ収集
(11)グループワーク:データ解析
(12)グループワーク:プレゼンテーション準備
(13)プレゼンテーション
(14)まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 提出状況と文章量(指示された量の記載があるか)の評価を基本とし(減点式評価)、文章の論理性や内容の充実度については加点式評価とします。 |
平常点 | 60 | manabaコースニュースの確認状況と出席率の評価を基本とし(減点式評価)、授業中の発言や発表内容・態度については加点式評価とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
「manabaのコースニュースを授業前に確認しているか」自体も評価対象としますので、コースニ ュースは確実に確認できるようにしてください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
精神科医として30年以上、さまざまな分野・場所で臨床活動を行ってきました。また、2006年に臨床心理士資格を取得し、精神分析的心理療法の実践とスーバービジョン経験を重ねてきました。某大学の学生相談室附属の診療所で精神科医として大学生の診療にも携わっています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
心理学・臨床心理学の知識が現場でどのように活用されるのかについて、臨床経験に基づいて解説することがあります。
テキスト・参考文献等
参考書:古谷嘉一郎・村山綾(編)(2022)やってみよう!実証研究入門 ナカニシヤ出版