シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋史学基礎演習(1)B/西洋史学基礎演習(1)(後期) | 2024 | 後期 | 火1 | 文学部 | 鈴木 直志 | スズキ タダシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WH1-H012
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
西洋史学における代表的な歴史家の評伝とその代表作を読み、西洋史学の歩みを理解する。具体的には、担当する歴史家の生涯と歴史学への影響について説明し、その歴史家が記した著作を少なくとも一冊読んで、その内容を紹介する。
それに加えて授業の後半では、前期で学んだ研究方法を駆使して簡単な研究報告を行う。
科目目的
西洋史学の基礎的知識を身につけ、研究方法を学ぶ。
自分の力で考えて問題を見つける方法を学ぶ。
身につけた研究方法を実践して、調査研究・発表・レポート執筆の一連の過程を経験する。
到達目標
大学で学ぶ西洋史とはどのようなものであり、それが高校までの歴史とどう違うかを理解することができる。
歴史研究に必要な能力とスキルを身につける。
授業計画と内容
第1回 歴史家紹介:ピレンヌ・ホイジンガ
第2回 歴史家紹介:ブロック・フェーヴル
第3回 歴史家紹介:ブローデル・ラデュリ
第4回 歴史家紹介:ウィリアムズ・サイード
第5回 歴史家紹介:ホブズボーム・マクニール
第6回 歴史家紹介:フィンリー・グレーヴィチ
第7回 歴史家紹介:エリアス・ヴェーラー
第8回 歴史家紹介:日本の西洋史家
第9回 歴史家紹介のまとめ
第10回 研究発表:受講者1~3
第11回 研究発表:受講者4~6
第12回 研究発表:受講者7~9
第13回 研究発表:受講者10~12
第14回 研究発表:受講者13~15
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 授業中に指定された提出物 |
平常点 | 70 | 授業への参加度、発表、議論での発言の状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
正当な理由なしに発表をしなかった場合、レポートを決められた通りに提出しなかった場合(コピペ・剽窃もふくむ)、出席が三分の二に足りなかった場合はE評価とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
歴史家の評伝は、『20世紀の歴史家たち』世界編、刀水書房(上下)を利用する。
テキストは前もって配布し、参考文献は適宜紹介する。