シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋テーマ史(4)/西洋古代史B | 2024 | 後期 | 月5 | 文学部 | 唐橋 文 | カラハシ フミ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WH1-H314
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
古代西アジアの文字・歴史文書・文学の三つをテーマとして、それぞれを、3回・5回・4回の授業で見ていく。まず文字(楔形文字とセム語のアルファベット)の成立と展開について概観した後、シュメール語やアッカド語などで書かれた代表的な歴史文書と文学作品を日本語ないし英語訳で読み、それらがどのような社会的・文化的・歴史的背景を持つのかを考察する。
科目目的
(1)古代西アジアの文字に関する知見を獲得する。(2)実際の文献資料の読解を通して古代西アジアの社会・文化・歴史について学習する。
到達目標
古代西アジアの文字がどのように成立し使用されたのか、また実際の文献資料がいかなる社会的・文化的・歴史的背景の下に書かれたのかを理解する。
授業計画と内容
01. ガイダンス:授業の進め方と古代西アジア史紹介
02. 楔形文字
03. 書記の教育
04. アルファベットの成立
05. シュメール王名表
06. シュメール王碑文
07. ウルナンマ法典・ハンムラビ法典
08. アマルナ書簡
09. 旧約聖書
10. 古代西アジアの神々と英雄たち
11. ギルガメシュとアトラ・ハシス(人類の創造と大洪水)
12. イナンナ・イシュタル女神神話群
13. エジプトの神話
14. まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 70点満点 |
平常点 | 30 | クラスに対する積極的な参加・貢献度 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率70%以上を前提に、期末試験と平常点の合計によって成績評価を行う。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【参考文献】大貫良夫、前川和也、渡辺和子、屋形禎亮『人類の起原と古代オリエント』(世界の歴史1)中公文庫;小川秀雄、山本由美子『オリエント世界の発展』(世界の歴史4)中公文庫;山我哲雄『聖書時代史:旧約篇』(岩波現代文庫・学術98)岩波書店