シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋史演習(3)A(7)A/西洋史演習(3)(6)(前期) | 2024 | 前期 | 月3 | 文学部 | 山田 雅道 | ヤマダ マサミチ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WH3-H825,LE-WH4-H925
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Oxford History of the British Empire Companion Series の中からジェンダーを扱った下記の論文集を選び、第1章 Introduction: Why Gender and Empire?(pp. 1–13)と第3章Of Gender and Empire: Reflections on the Nineteenth Century(pp. 46–76)の一部を読む。履修者によるテキストの翻訳を中心として、これにコメントや質疑応答を加えて授業を進める。
科目目的
従来の政治・軍事・経済とは異なる観点から見た場合に現れる「帝国」の新たな相貌に触れ、ジェンダー(を含む文化)史的アプローチが持つ意義と可能性を考える。
到達目標
正しい文法・文脈理解に基づくテクストの精読ができることと、ブリテン帝国を対象としたさまざまなジェンダー学的アプローチに関する知見を得る。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス
第02回 第1章 pp. 1–3
第03回 同上 pp. 3–5
第04回 同上 pp. 5–7
第05回 同上 pp. 7–9
第06回 同上 pp. 9–11
第07回 同上 pp. 11–13
第08回 第3章 pp. 46–48
第09回 同上 pp. 48–50
第10回 同上pp. 51–53
第11回 同上 pp. 53–55
第12回 同上 pp. 56–58
第13回 同上 pp. 58–60
第14回 同上 pp. 61–63
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 試験の成績 |
平常点 | 50 | 授業でのテキスト翻訳と授業態度等 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率70%以上を前提に、期末試験(50点満点2回)と平常点の単純「合計」によって成績評価を行うが、クラスに対する貢献度(=平常点)を重視する。履修者は報告(1回につき15点)や質疑応答、議論への積極的な参加など、自分にできる出席「プラスアルファ」は何かを表現してほしい。このクラスでの評価基準は以下の通り:(学期平均で)A = 120点以上、B = 90点以上、C = 70点以上、D = 60点以上。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:P. Levine (ed.), Gender and Empire (Oxford History of the British Empire Companion Series), Oxford: Oxford University Press, 2004.