シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋史演習(4)A(8)A | 2024 | 前期 | 火2 | 文学部 | 北舘 佳史 | キタダテ ヨシフミ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WH3-H827,LE-WH4-H927
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
リチャード・ホフマンの『中世ヨーロッパの環境の歴史』をテキストにして歴史と環境の関係について考える。災害や気候変動と文化の関係を扱った9章を読む。テキストの翻訳と内容発表および質疑応答を中心に授業を進める。
科目目的
英語で書かれた研究文献を正確に読み、内容を把握する力をつけるとともに、環境史のアプローチについて理解を深める。
到達目標
英語の学術文献を精読し、内容を理解できる。
関連文献を調べて歴史的な背景や研究の方法についての知見を深める。
授業計画と内容
まず、輪読形式で毎回3頁ほどのペースで読み進める。次に担当者に割り当て、その内容と背景について報告をしてもらい、コメントと質疑応答を加えて授業を進める。
第1回 ガイダンス 環境史の方法
第2回 第9章(1) 9章の序
第3回 第9章(2) 地下の暴力
第4回 第9章(3) 地下の暴力
第5回 第9章(4) 過去の惑星の変動を再現する
第6回 第9章(5) 過去の惑星の変動を再現する
第7回 第9章(6) 中世ヨーロッパの気候
第8回 第9章(7) 例外的に温暖な気候
第9回 第9章(8) 小氷河期へ
第10回 第9章(9) 小氷河期
第11回 第9章(10) 気候、天気と中世の文化
第12回 第9章(11) 気候、天気と中世の文化
第13回 第9章(12) 気候、天気と中世の文化
第14回 まとめ・総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業でのテキスト翻訳と授業への参加度、貢献度を評価する |
その他 | 50 | 発表、レジュメと質疑応答での発言で評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Richard C. Hoffmann, An Environmental History of Medieval Europe (Cambridge Medieval Textbooks), Cambridge: Cambridge University Press, 2014.
参考文献については授業の際に適宜指示します。