シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
社会学プロジェクト演習 ⅢⅣ/社会学演習(1)(4) | 2024 | 通年 | 金3 | 文学部 | 山田 昌弘 | ヤマダ マサヒロ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-SC3-K120,LE-SC4-K121
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
1.2024年のテーマは、「メディアに描かれた家族、ジェンダー」にします。
映画、ドラマ、舞台、コミック、小説、人生相談などメディアに描かれた家族やジェンダーの変化を探ります。
図書、ビデオなどを指定し、鑑賞した上で、その背景にある家族やジェンダーの変化を調べます。
3年生は、グループor個人で発表し、討論するという形式です。(予定、垣谷美雨『代理母はじめました』、映画『おいしい家族』など)。そのため、小説やコミックを読み、DVD等を自宅で見ることが必要となります。
夏休み前に各人の興味関心にしたがった課題(文献のレポート+フィールドワークなど)を出します。後期にはフィールドワークの成果を順次各自で発表し、卒業論文執筆に備えます。夏休みに合宿研修を行う予定です(詳細未定)。
科目目的
メディアにおける家族・ジェンダーを調査、分析、発表することによって、日本家族の変化や方向性に関する感覚を養います。
目でヒアの中の家族・ジェンダーを的確に把握し理解するために、自らの価値観にとらわれない柔軟な考え方や姿勢を身につけ、社会学的な思考ができる。また自らの考えを理論的にまとめ,口頭及び文書で発表することができる人物を養成する.
到達目標
授業計画と内容
1パートでは、メディアと家族の関係について、いくつかのメディアを全員で鑑賞しながら、山田が講義を行い、分析手法を提示する。
2パート 三年生の発表 メディア(小説、映画、ドラマなど)を一つ選んで、分析検討の発表を行なう。グループ、個人どちらでもかまわない。
3パート 三年生の卒論に向けての夏休み課題の発表
夏休みに合宿研修(新型コロナが治まり可能であれば)を行います。夏休み前には、各人の興味関心にしたがった課題(本または論文のレポート+フィールドワーク・調査など)を出す。
三年生に夏休みの実際のフィールドワークの成果を順次各自で発表し、卒業論文執筆に備える。
4年生は適時、卒論指導と発表を行う。
1. オリエンテーション、各自の家族,ジェンダーに対する関心の発表
第一パート メディアと家族・ジェンダー研究の手法
2. 講義 メディア分析の文献研究
3. 講義 メディア研究の実際、垣谷美雨『代理母はじめました』中公文庫
4. 講義 メディア研究の実際 映画 ふくだももこ監督『おいしい家族』
5. 〃 映画解説
第二パート
6. 発表 3年生のメディア分析発表 1
7. 〃 2
8. 〃 3
9. 〃 4
10. 〃 5
11. 〃 6
12. 〃 7
13. 〃 8
14. 前期のまとめ、総括討論
合宿 新しい家族は可能か? 卒論中間発表
15. 三年生のメディア分析発表 9
16. 10
17. 〃 11
18.卒論の構成法
19.新しい家族に関する3年生の報告(3-4名)
20.新しい家族に関する3年生の報告(3-4名)
21.新しい家族に関する3年生の報告(3-4名)
22.卒論中間報告
23.卒論へ向けての3年生の報告(3-4名)
24.卒論へ向けての3年生の報告(3-4名)
25.卒論へ向けての3年生の報告(3-4名)
26.卒論最終報告
27.卒論へ向けての3年生の報告(3-4名)
28.新しい家族の時代は来るのか、総括討論家族の変化変化 まとめ1
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
発表前に、メディア(小説、映画、ドラマなど)を読み込み、分析することが求められる。
また,卒業論文,ゼミ論文等でデータを集めるための作業(アンケート,インタビュー調査等)も必要に応じて実施することが求められる.
欠席者には宿題を課す
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 60 | 社会現象の理解の適切性,背景となる社会理論の理解の適切性,方法の妥当性,結論の説得力を評価基準とする |
平常点 | 40 | 授業での発表内容の適切性,明確性.授業中のコメントの適切性,明確性,独自性,積極性を評価基準とする. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
リモート授業に対応できる方法(ノートPC,タブレット端末,スマホ)を確保すること.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
落合恵美子 『近代家族の曲がり角』
治部れんげ 『メディアに現れたジェンダー』
メディアについては、授業の初めに指示する。
その他特記事項
・テキストはいずれも事前に購入し,読み進めておくことを勧めます.
・卒論執筆を前提に指導します.
・卒論のテーマの制限はありません。
・四年生の卒論指導については,事前相談の上,授業時間外にも実施します.