シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Debate | 2024 | 前期 | 月4 | 文学部 | 矢野 善郎 | ヤノ ヨシロウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SC3-K405
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では,異なった立場との違いを理解し,その違いを鋭く言明していくような議論を,広く "Debate" と呼び,それを最終的には英語で行えることを目的として,参加型でトレーニングすることを目指しております。
現代社会では,様々な公的な意思決定,科学的討論,様々な価値観の擁護・多文化共生のためにも,こうしたDebateは不可欠と言えます。この講義では,Debateという議論の特徴やその活用方法を,初歩から実践的に練習していきます。
この講義では,英語ディベートの練習を行うことになりますが,誤解無く申せば英語科目(という外国語を習得することを第一の目的とする科目)という訳ではありません。試合形式等を通して,英語ディベートの運用能力を徐々にブラッシュアップすることをめざしますが,その準備過程では日本語での説明や打ち合わせなどをすることはまったく問題ないと考えております。また社会学専攻の科目でもあるので,討論の素材に社会的な問題を幾つもとりあげ,社会的な学びであることも目指しております。
講師(矢野)は,30年にわたり英語ディベート教育・指導に関わってきましたが,その経験から,日本で生まれ育った人間でも,適切に事前に準備さえすれば,英語ネイティブとも対等にDebateできるようになると確信しております。余計な苦手意識を少しでも取り除き,議論を楽しみながら,実際に役に立つような英語運用能力を身につける場にしたいと考えております。
科目目的
立場との違いを理解・言明していくような議論 "Debate"を最終的には英語で行えることを目的とします。現代社会では,様々な公的な意思決定,科学的討論,様々な価値観の擁護・多文化共生のためにも,こうしたDebateは不可欠と言えます。この講義では,そうしたDebate能力の訓練を通して,様々な意見を交わすことを通して複眼的思考を養い,議論をリードする主体性と社会的なグローバルなコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。あわせてDebateという議論の社会的な機能についての専門的学識を身につけ,議論実践を通してとりあげる社会的な問題についても幅広い教養を身につけられることも大事な目的となっています。
到達目標
主体性をもって様々な議論をリードし,社会に出てから必要なグローバルなコミュニケーション能力を身につけること。そしてDebateという議論の社会的な機能についての専門的学識を身につけ,議論実践を通してとりあげる社会的な問題についても幅広い教養を身につけ,様々な意見を交わすことを通して複眼的思考を養うこと。
授業計画と内容
1. What is Debate? ディベートとは何か
2. Reasoning and Evidence 議論の理由付けと証拠
3. Proving issues 争点の作り方
4. Policy Proposal 1 政策提案
5. Policy Proposal 2
6. Mini Debate 1 ディベート形式にチャレンジ
7. Mini Debate 2
8. Asking Questions 質問力を鍛える
9. Policy Debate 準備
10. Policy Debate 1
11. Policy Debate 2
12. Policy Debate 3
13. World-making 1 新しいコンセプト(世界)を作る
14. World-making 2
※参加人数や,英語などの習熟度などにより,適宜予定を入れ替えることがあります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で行う,様々なプレゼンテーションやディベートについて準備・練習してくる宿題や,他人への講評・自身の議論の振り返りの宿題がでることがあります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 25 | ・各人に割り振られたプレゼンテーションやディベート準備 ・各人の実習の適切な振り返り |
平常点 | 50 | ・各回の質問・発言の積極性 |
その他 | 25 | ・グループ活動での受講生各自の貢献の程度 ・グループ活動全体の活発性 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
発表や実習では,利用者にスライド活用を求めます。リサーチ・ICT教育も兼ねています。スライド等で授業理解の補助を図ります。manabaでフィードバックを行います
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
プリントを紙やmanabaを通して配ります。
その他特記事項
英語力・経験は問いません。英語に自信のない人,ましてやディベート・議論体験したことない人,もちろん歓迎(課題・チーム分けで配慮します)