シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会情報学基礎演習(2)A | 2024 | 後期 | 火5 | 文学部 | 石堂 彰彦 | イシドウ アキヒコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SI2-L021
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
全体もしくはグループでの議論を行ないながら、論文やレポートの作成に必要なスキル(テーマの見つけ方、先行研究の探し方・読み方、問いの立て方、引用・参照の仕方、パラグラフ・ライティングなど分かりやすく論理的な文章の書き方)を、ルーブリックも併用し、知識と実践の両面から身につけていきます。
科目目的
この科目は、社会情報学の基礎力・総合力を養う科目としてカリキュラム上に位置づけられていることから、この科目での学習を通じて、履修者が学術論文に対する理解を深めるとともに、論文執筆にかんする総合的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
この科目では、以下の2点を到達目標とします。
・学術論文を的確に読み解けるようになること。
・学術論文の形式を備えた文章を執筆できるようになること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション・授業で用いるツールの説明
第2回 論文についての全般的説明
第3回 論文レジュメの事前提出と論文のポイントを把握する練習
第4回 論理的・学術的な文章の書き方の説明と練習
第5回 文献探索・問いを立てる練習と練習用レポート①の提示
第6回 レポート①の問題点の確認とレポート評価方法(ルーブリック)の説明
第7回 レポート①・ルーブリックの事前提出と相互評価・修正例の提示
第8回 レポート②用のグループ分けとテーマ決定
第9回 文献の探索・収集
第10回 文献の整理・考察
第11回 発表用スライド作成
第12回 グループ発表・議論
第13回 レポート②・ルーブリックの事前提出・赤入れしたレポート②の返却
第14回 レポート②の再提出とまとめ・ふりかえり
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | (レポート②)授業で説明するルーブリックにもとづいて評価します。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度(意見の表明、他の学生との協調)、課題提出(レジュメ・レポート①)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以下の場合はE判定とします。
1.欠席回数が4回以上の場合
2.レポート②が再提出されない場合
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業中にレスポンのアンケート機能などを用いて、履修者の理解度を確認したり、ミニテストを実施することがある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
原則としてPDFファイルを配布する。
<参考文献>
石黒圭,2012,『この1冊できちんと書ける! 論文・レポートの基本』日本実業出版社(初級者向け)
戸田山和久,2022,『最新版 論文の教室 レポートから卒論まで』NHK出版(中級者向け)
その他特記事項
演習と並行して上記の参考文献(上記以外にも類似文献は数多くあるので、自分に合ったものをみつけるとよい)にも目を通すことで、論文を読み解き、執筆するスキルがかならず向上します。1冊だけでもよいので自分に合ったものを探して手元におき、いつでも参照できるようにしておくとよいでしょう。