シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会心理学(1)(社会・集団・家族心理学Ⅰ)/社会心理学(1) | 2024 | 前期 | 金1 | 文学部 | 安野 智子 | ヤスノ サトコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SY2-L302
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、現代社会心理学の基本的なトピックを紹介します。前期は、主に個人の心理過程に焦点を当てます。
科目目的
この授業では、現代社会心理学の基本的なトピックを紹介していきたいと考えています。前期は社会的認知に関する研究を中心に紹介していきます。私たちのものの見え方がいかに社会的な刺激に影響されているのか、また逆に、そうした見方がいかに社会に影響を与えているのか、考えていきたいと思います。
到達目標
授業履修者が、社会心理学の主要なトピックのうち、「研究法」「認知的バイアス」「自己過程」「態度変容」などについて、基本的な知識を習得できること。また、人間の判断が、認知的・動機的バイアスや周囲の影響から自由でないことを理解できること。
授業計画と内容
1.ガイダンス:社会心理学とは何か
2.社会心理学の研究法
3.社会的認知(1):スキーマと社会的推論
4.社会的認知(2):ヒューリスティックスとフレーミング効果
5.社会的認知(3):さまざまな認知的バイアス
6.帰属過程
7.偏見とステレオタイプ
8.自己過程(1):自己知識、自尊感情、社会的比較
9.自己過程(2):自己意識と自己呈示
10.社会的影響過程(1):態度変容と説得的コミュニケーション
11.社会的影響過程(2):権威への服従、多数派の影響過程
12.対人的コミュニケーション(1):攻撃行動と援助行動
13.対人的コミュニケーション(2):対人魅力
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 80 | 主にmanabaの小テスト機能を使った試験を、学期中に2回程度実施する予定です。 |
平常点 | 20 | responによる授業のコメントで参加状況を判断します。ただし、参加率が7割に満たない場合は成績評価の対象外とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを使用した学習支援
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
山田 一成・北村 英哉・結城 雅樹(編)(2007)『よくわかる社会心理学』 ミネルヴァ書房.
【参考文献】
Aronson,E.,Wilson, T.D., Akert,R.M. and Sommers, S. R. (Eds.) (2015) "Social Psychology 9th Ed." Pearson.
林茂樹・飯田良明(編)(2003)『新版 社会心理学』中央大学生活協同組合出版.
池田謙一・唐沢穣・工藤 恵理子・村本 由紀子 (2010)『社会心理学』有斐閣.
その他特記事項
感染症などの状況によって、急遽変更になることもありうるので、manabaなどでの連絡には常に注意を払ってください。