シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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広告論(1) | 2024 | 前期 | 木2 | 文学部 | 加島 卓 | カシマ タカシ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ME2-L406
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、企業の広告・広報活動を扱う。授業の前半では、広告や広報の基礎知識やメディア論という考え方を講義する。授業の中盤では、具体的な事例を紹介しながら、広告・広報・PRの実際について理解を深める。授業の後半では、社会学の視点で広告や広報の事例を読み解き、私たちの「信頼」がいかに形成されているのかについて理解を深める。
科目目的
広告や広報は企業に欠かせない活動である。しかし、これらに決定的な方法や法則はない。それゆえに広告や広報は時に効果をもたらし、また時にはその反対の結果を招く。本講義ではこのようなコミュニケーションの偶然性に注目し、メディア論や社会学の立場から広告や広報の基礎知識と事例についての考え方を身につけることを目的としている。
この科目は、学生が学位授与の方針で示す「専門的学識」「幅広い教養」「複眼的思考」「コミュニケーション力」「主体性」を修得することを目的としている。
到達目標
メディア論や社会学を踏まえて、広告や広報について考えられるようになること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 メディアとは何か?
第3回 技術決定論とは何か?
第4回 社会決定論とは何か?
第5回 広告・広報とは何か?
第6回 マナーと広告
第7回 NPOと広報
第8回 セレブと広告
第9回 口コミと広告
第10回 世論と広報
第11回 映画と広報
第12回 自治体と広報
第13回 地域活性化と広報
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・予習:講義前にmanabaで公開された教材や資料を熟読すること。
・復習:講義内容に関わる記事や動画を探して理解を深めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 授業内容の理解度:35% 発展的な理解度:35% |
平常点 | 30 | 出席回数とコメント:30% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
コメントへの応答を授業で行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎回コメントの記入を求める。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを利用するので、毎回確認すること。音声付きパワーポイントを再生できる環境を用意すること。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しないが、主要参考文献は以下の通り。
土橋臣吾・南田勝也・辻泉(編)『デジタルメディアの社会学(第三版)』北樹出版、2011年。
佐藤俊樹『社会は情報化の夢を見る』河出書房新社、2010年。
伊吹勇亮・川北眞紀子・北見幸一・関谷直也・園部靖史『広報・PR論』有斐閣ブックス、2014年。
社会情報大学院大学(編)『デジタルで変わる 広報コミュニケーション基礎』宣伝会議、2017年。
河井孝仁『シティプロモーションでまちを変える』彩流社、2016年。
その他特記事項
manabaを毎週確認すること。