シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語4b 2-32 | 2024 | 後期 | 金4 | 経済学部 | 宮田 眞治 | ミヤタ シンジ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-GE2-14bX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
前期の方針を継続します:
一年生で学んだドイツ語の基本的な知識を土台に、さまざまなドイツ語に触れていきながら、ドイツ語の知識を深めていきます。
新聞の記事や、ネットニュース、ものすごく短い物語(1ページから2ページのもの)などを読みます。
ドイツ語は、いま、多くの人たちが実際に話し、それをつかって生活している言葉であることが実感できること、そして少しでも自分で使えるようになること―それをめざします。
科目目的
前期と同じです:
1)ドイツ語の基礎学力をつける:
昨年履修したドイツ語の文法事項を確認し、説明を補い、語法や会話表現のストックを増やす。
ドイツ語になじむには、実際に使われているドイツ語に<どのような文法事項が現れているか>を見て取り、その使われ方を理解し、文脈の中での言葉の意味を把握することが大事です。英語では当たり前となっていることですが、第二外国語としてのドイツ語では、なかなかその段階まで到達するのは難しいでしょう。この授業では、そのレベルに届くことを目指します。
前期のように文法の復習を最初にまとめてやることはせず、さまざまなドイツ語に―目と耳を使って―触れていきながら、大事な文法事項を確認していきます。
発音練習、簡単な会話の練習も行います。
2)生きたドイツ語を通して、ドイツの文化に触れる。
新聞記事、ネット記事、ニュース番組、映画の一部分、短い物語など、いろいろなドイツ語に触れることになります。それを通して、ドイツの文化と、現在のドイツ社会に興味を持ってもらえればと思います。
到達目標
1)ドイツ語の文法の骨格を身につける。
―実際に使われているドイツ語が理解できるためには、教科書のようにきちんと順序だったかたちで丸暗記するのではなく、応用の利く形での文法力が必要です。ドイツ語の文章をみて、その骨組みがすぐに見て取れるようになることを目指します。
2)自然に発音できるようになる。
―毎回声を出して発音することで、目・耳・口を連動させた形でドイツ語になじんでもらいます。
3)語彙を増やす
―難しい言葉、あまり出てこない言葉ではなく、日常よく使われるヴォキャブラリーを増やします。
授業計画と内容
前期と同様、 下では、便宜上それぞれの回の内容をひとつづつ書いていますが、実際には〈文法の復習〉〈テクストを読む〉〈ドイツ語を聞く〉〈ドイツ語を発音する〉〈ドイツ語の番組や映画の抜粋を見る〉がミックスされた形で行われると思ってください。ときどき、集中的に文法の説明をすることもあるでしょう。とにかく退屈な時間にならないように心がけます。
第1回:少し難しい記事を読んでみる(1)学生生活について
第2回:少し難しい記事を読んでみる(2)ドイツの大学事情
第3回:少し難しい記事を読んでみる(3)科学についての記事
第4回:ドイツ語の映画を見る(1)第二次大戦前のサイレント映画(『メトロポリス』)
第5回:ドイツ語の映画を見る(2)第二次大戦前のミステリー映画(『M』)
第6回:ドイツ語の映画を見る(3)カフカの映画化(『アメリカ』)
第7回:ドイツ語の映画を見る(4)子供のための映画
第8回:ドイツ語のニュースを見る(1)ドイツの政治について
第9回:ドイツ語のニュースを見る(2)日本がどう報じられているか
第10回:ドイツ語のニュースを見る(3)経済について
第11回:短い物語を読む(1)グリム童話から
第12回:短い物語を読む(2)現代のおとぎ話
第13回:短い物語を読む(3)現代の笑える話
第14回:まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
知らない単語が多いでしょうから、辞書の利用は必須です。ただし、すべての単語を辞書で引いていては、それだけでうんざりすると思うので、テキスト配布と共に、かなりの量の語彙について説明を行います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業に関連のある課題を学期末に提出してもらいます。 |
平常点 | 50 | 授業中に積極的に発表するか、予習はできているか、きちんと授業へ参加しているか、などを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
プレゼンテーションとまでは行きませんが、授業中に様々な形で発表してもらう予定です。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは授業中に配布します。参考書についても、授業中に紹介・説明します。