シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会情報学演習(3)(8) | 2024 | 通年 | 木3 | 文学部 | 細貝 亮 | ホソガイ リョウ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-SI3-L803,LE-SI4-L808
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
研究テーマの設定、先行研究の整理、データ収集、データ分析、レポートのまとめ方まで、卒業論文の執筆に必要となる研究スキルを実習を通じて学びます。
・前期は文献の輪読、先行研究のサーベイを通じて研究プランを練ります。
・その後、グループ別に仮の研究テーマを設定し、データ収集・分析・プレゼンをします。
・後期は各自の研究テーマを深め、4年生は卒業論文/卒業研究論文(分量は学部規定に依拠)、3年生はゼミ論(8000字以上)を執筆します。
・上記の作業と並行して、適宜短いペーパーを提出してもらいます。
科目目的
体系的かつ実証的な手法を用いて、現代社会のあり方を整理・分析・説明する力を養います。
到達目標
自らの設定したテーマについて、データを収集し、適切な手法で分析し、得られた学術的知見を論文(レポート)としてまとめる。
授業計画と内容
【前期】
第1回 ガイダンスと日程の検討
第2回 研究テーマの検討、グループディスカッション
第3回 先行研究・文献の輪読、ディスカッション(1)
第4回 先行研究・文献の輪読、ディスカッション(2)
第5回 先行研究・文献の輪読、ディスカッション(3)
第6回 先行研究・文献の輪読、ディスカッション(4)
第7回 研究テーマの再検討
第8回 データの収集
第9回 データの整理、コーティング
第10回 データの分析(1):記述統計
第11回 データの分析(2):関係性の分析
第12回 分析結果の報告と討論(1)
第13回 分析結果の報告と討論(2)
第14回 前期の総括:研究テーマの仮決定
【後期】
第1回 日程の確認・個人研究のジャンル選び
第2回 先行研究調べ
第3回 テーマ設定
第4回 仮説設定
第5回 インタヴュー調査の方法
第6回 質問紙調査の方法
第7回 データ分析の方法
第8回 論文・レポートのまとめ方
第9回 論文アウトラインの作成方法
第10回 結論の書き方
第11回 プレゼンテーションの方法
第12回 議論・ディベートの方法
第13回 論文・レポート編集の方法
第14回 総括:調査結果の提示方法の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | その時点での成果をレポートとしてまとめてもらい、評価します。 |
平常点 | 50 | ゼミ参加(発言・発表・ペーパー提出・レジュメ・調査貢献度など)の度合を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
上記の評価が低い場合以外に、以下の場合も、E判定とします。
1)出席率が66%に満たない場合(遅刻・早退は、完全出席にはなりません。)
2)卒業研究論文(4年生)・ゼミ論文(3年生)を、締切り日時までに未提出の場合
3)卒業研究論文(4年生)・ゼミ論文(3年生)の、形式・内容が不十分な場合(剽窃は、論外です。)
(卒業研究論文は、卒業論文での代替を認めます。 )
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PCを使った分析を奨励します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
受講生の研究テーマや関心によって読む文献を決定します。
文献は初回の授業でゼミ生と話し合って決定します。
参考までに2023年度は下記小熊(2022)を輪読しました。
<参考文献>
小熊英二 2022 『基礎からわかる 論文の書き方』 講談社現代新書
石田佐恵子、岡井崇之 (編) 2020『基礎ゼミ メディアスタディーズ』 世界思想社
藤田真文 (編) 2016『メディアの卒論[第2版]:テーマ・方法・実際』ミネルヴァ書房
新田誠吾 2019 『はじめてでも、ふたたびでも、これならできる! レポート・論文のまとめ方』すばる舎
その他、参考文献は適宜紹介します。
その他特記事項
・参加予定者は、何について調査したいかを考えておいてください。またそのテーマについてどのような先行研究があるかインターネットなどであらかじめ検索してみてください。
・「データサイエンス演習(初級)/(中級)」を未履修の場合、本演習と並行して履修することを強く勧めます。 その他、データ分析、メディア論関連の講義も履修することが望ましいです。
・適宜、個人面談を行います。
・夏合宿等はゼミ生との話し合いで決めます。