シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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数学演習 | 2024 | 後期 | 火5 | 理工学部 | 有川 太郎、佐藤 尚次 | アリカワ タロウ、サトウ ナオツグ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-CV1-3C02
履修条件・関連科目等
1年前期の線形代数と微分積分を履修済みであることを前提とする
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
科目分類は演習になっているが、授業中に問題を解くばかりでなく、問題の意味や専門的な応用での使われ方の説明に多くの時間を割く。
科目目的
1年次前期の「微積分」「線形代数」「確率統計」の学習を受け,演習問題を解きつつ理解を深めることを主たる科目の目的とする.高校の数学と学科の専門科目の中で扱われる数学的な考え方の橋渡しも,この科目の重要な役割と考えている.
到達目標
1年で履修する数学、特に前期の線形代数・微分積分、後期の解析学基礎の知識を確かなものとするめるとともに、高校数学と大学数学の橋渡し、2年次以降の数学系科目や各専門分野で使う「道具としての数学」への展望を与えることなどが科目の目的である。
授業計画と内容
第1回 線形代数演習 逆行列・連立方程式
第2回 線形代数演習 行列式・固有値問題
第3回 線形代数演習 振動方程式と固有値問題
第4回 (橋渡し1)ニュートン法、無限大と無限小、有効数字、εーδ
第5回 (橋渡し2)複素数とベクトルと三角関数
第6回 確率統計演習 確率分布とは
第7回 確率統計演習 ポワソン分布と設計の数字
第8回 微積分演習 常微分・偏微分
第9回 微積分演習 合成関数・逆関数・陰関数の微分
第10回 微積分演習 多重積分
第11回 微分方程式演習 力学と微分方程式
第12回 微分方程式演習 線形微分方程式(1)
第13回 微分方程式演習 線形微分方程式(2)
第14回 微分方程式演習 流体力学への応用
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業のノートを復習して次回に臨むのは当然であるが(式展開を写しただけで終わらず、自分でフォローしておくこと)、線形代数と微積分の授業の復習もあわせて行うこと。宿題も多い。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業中の提出物やレポートで総合評価する。説明をきちんと理解し、積極的に取組んでいるかどうかが評価に直結する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
前半部分(佐藤担当)と後半部分(有川担当)で50点ずつをもって評価し、合算したものを成績とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じてレジュメ等を配布する。
その他特記事項
高校の数学の全般的な理解と、前期の線形代数、微積分の知識が前提となっている。特に理解度向上講座への出席が求められている学生諸君は、そこでの学習を有効活用してこの授業に生かすこと。