シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 行政学 | 2026 | 後期複数 | 火4,金2 | 経済学部 | 大熊 一寛 | オオクマ カズヒロ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-PA3-09XX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
現代社会において、私たちは行政と関わらずに生活していくことはできない。企業などの経済活動もまた、様々な形での行政の関与の下で営まれている。行政がどのように機能しているのかを理解することは、社会を構成する市民として生きていく上でも、経済学はじめ社会科学の理解を深める上でも、重要な知識となる。
行政を理解するには、行政学の理論を学ぶとともに、現実の行政を把握することが重要である。行政のあり方は時代とともに変化しており、それを分析する理論もまた変化している。
本講義では、テキストに沿って行政学の基礎的な理論と知識を押さえるとともに、行政実務経験に基づきエピソードも織り交ぜながら話を進めていく予定である。行政学は公務員試験の科目になっているので、その対応の基礎とすることも念頭に講義を進める。
科目目的
社会経済の重要な構成要素である行政について、どのように機能しているのか、またどのように変化しているのかを、理論と実態の両面から理解することを目的とする。
到達目標
1) 国及び地方の行政の仕組みと機能について、現状とこれまでの変化を説明することができる。
2) 政策が立案され実施される過程について、理論に基づいて説明することができる。
3) 社会経済と行政との関係がどのように変化してきたかを説明するとともに、今後のあるべき姿について自ら考えることができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(政策と行政、政策の実態と理論)
第2回 行政とは何か(経済との関係、政府の構成と行政)
第3回 行政国家化1(行政国家化、官僚制)
第4回 行政国家化2(日本、アメリカ)
第5回 行政学史1(行政学の誕生、組織管理論)
第6回 行政学史2(政治行政融合論、現代組織論)
第7回 行政の変化1(新自由主義、NPM)
第8回 行政の変化2(ガバナンス、日本における変化)
第9回 行政の仕組み1(議院内閣制、日本の制度)
第10回 行政の仕組み2(政官関係、自治体)
第11回 政府の組織1(理論、中央府省、組織実態)
第12回 政府の組織2(周辺の組織、自治体)
第13回 公務員制度1(関係理論、制度の概況)
第14回 公務員制度2(国家公務員制度、地方公務員制度)
第15回 中間試験(講義の理解度の確認)
第16回 ゲスト講義(公務員という仕事)(※日程変更あり)
第17回 行政の改革1(省庁再編、公務員制度改革)
第18回 行政の改革2(規制改革、地方分権改革)
第19回 政策過程1(政策の立案と決定)
第20回 政策過程2(政策評価)
第21回 法律・条例1(法令の機能と制度、法案作成過程)
第22回 法律・条例2(国会対応、政省令、条例)
第23回 予算1(予算の機能と制度、予算編成)
第24回 予算2(決算、計画、財投、税制)
第25回 地方行政(地方自治制度、住民自治、地方財政)
第26回 行政と社会のインターフェース1(政策手段、実施主体)
第27回 行政と社会のインターフェース2(責任理論、多様な統制)
第28回 経済社会の変化と行政の課題(行政と経済、今後の行政)
※ 経済社会の動向、受講生の関心等を踏まえ、内容や順番を変更する場合がある。
*行政の動向、受講生の興味・関心等によって、内容・順番を変更する場合がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 40 | 講義の理解度を試験で確認し評価します。 |
| 期末試験(到達度確認) | 50 | 講義の理解度を試験で確認し評価します。 |
| 平常点 | 10 | 課題の提出及び授業への参加度により評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席が1/3以上の者は評価の対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
環境省で政策立案・調整に携わりました。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
政策の具体的内容や調整過程についても取り上げます。
テキスト・参考文献等
テキスト
伊藤正次・出雲明子・手塚洋輔『はじめての行政学(新版)』有斐閣ストゥディア,2022年
※ 毎回の講義でレジュメを配布します。
参考文献
真淵勝 『行政学(新版)』 有斐閣,2020年