シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育課程論 | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 濵谷 佳奈 | ハマタニ カナ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ED2-N404
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
学校における教育課程の理論、及び教育課程の一領域である「総合的な学習の時間」の実践について解説するとともに、実際に指導計画作成の演習を行う。
科目目的
学校における教育課程の意義と編成方法、カリキュラム・マネジメントの意義について講義を通して理解するとともに、教育課程の一領域である「総合的な学習の時間」の指導計画作成の演習を通してカリキュラム開発の基礎的能力を養う。
到達目標
学校の教育課程意義や編成方法について理解し、「総合的な学習の時間」の指導計画が作成できるようになる。
授業計画と内容
第1回:オリエンテーション-教育課程とは何か
第2回:教育課程編成の原理
第3回:学習指導要領の変遷と特色ー経験主義・児童中心主義の時代
第4回:学習指導要領の変遷と特色ー系統主義カリキュラムからゆとりの時代へ
第5回:新学習指導要領と資質・能力の育成
第6回:非認知能力の育成
第7回:ポスト世俗化社会における宗教教育
第8回:市民性の育成
第9回:学校におけるカリキュラム・マネジメント
第10回:「総合的な学習の時間」の意義と先駆的実践
第11回:「総合的な学習の時間」の指導計画の作成の演習
第12回:作成した「総合的な学習の時間」の指導計画の発表と相互検討
第13回:学校教育の多様化と教育課程
第14回:まとめ-教育課程改革と未来の学校
【注意】
テーマの順番を入れ替える可能性があります。また、ひとつのテーマを複数回かけて行う場合があります。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
日ごろから国内外の教育課程に関連する新聞記事や書籍を読んでおくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 指定されたテーマについて最終レポートを提出する。テーマの理解ができているか。自己の考察の表現ができているか。資料を丁寧に読み取れているかを基準とする。 ※manabaにてデータ提出する。 |
平常点 | 30 | 毎回のリアクション・ペーパーおよび授業での発表・ディスカッションへの参加を評価する。 |
その他 | 40 | ・「総合的な学習(探究)の時間」の指導計画の作成内容の完成度とオリジナリティを評価する。 ※manabaにてデータ提出する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・すべての課題の評価を合計して60点以上が合格となります。ただし、「レポート」「平常点」「その他」の項目で、いずれか1つでも0点があった場合は、不合格になります。欠席回数が5回以上の場合は平常点が0点になります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
「総合的な学習の時間」の指導計画の作成
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを用いる。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
特に指定しない。適宜プリント資料を配布する。
<参考文献>
1. 奈須正裕・坂野慎二編著『教育課程編成論』玉川大学出版部、2019年
2. 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編』東山書房、2018年