シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特別支援教育論 | 2024 | 前期 | 月1 | 文学部 | 内藤 千尋 | ナイトウ チヒロ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ED2-N405
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、特別支援教育および特別ニーズ教育の現状と課題について、対象の理解、本人・当事者のニーズに沿った教育や支援等に関する講義を行います。本授業を通して、各種障害に限らず特別な教育的支援を必要とする子どもの教育的ニーズを把握し、教育・支援のあり方を検討します。
科目目的
特別支援教育・特別ニーズ教育に必要な障害特性等の理解・支援方法を学びます
到達目標
発達障害や特別な教育的支援を必要とする子どもと教育・支援について、基礎的な知識や当事者の支援ニーズに基づく教育・支援を理解することを目標とします。
授業計画と内容
1 特別の支援を必要とする子どもと特別支援教育・特別ニーズ教育【授業概要説明】
2 子どもの発達と障害
3 特別支援教育制度の変遷
4 障害の理解と教育① 知的障害
5 障害の理解と教育② 発達障害(1)
6 障害の理解と教育③ 発達障害(2)
7 発達上の困難・課題と支援 感覚情報統合の困難・身体症状
8 学校教育における特別支援教育の役割と課題① 特別支援学校・特別支援学級
9 学校教育における特別支援教育の役割と課題② 通級による指導・通常学級
10 学校教育における特別支援教育の役割と課題③ 保護者支援/教育的支援と福祉的支援の連携
11 特別支援教育・特別ニーズ教育に係る諸課題① 子どもの被虐待等の発達困難と支援
12 特別支援教育・特別ニーズ教育に係る諸課題② 子ども・若者の「非行」等の発達困難と支援
13 諸外国における特別支援教育・特別ニーズ教育
14 特別支援教育・特別ニーズ教育の課題【まとめ】
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定したレジュメ等を事前に読み込む。授業後には復習、指示された課題に取り組む。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 80 | 期末レポートの提出と内容 |
平常点 | 20 | 授業への参加・受講態度 |
成績評価の方法・基準(備考)
成績評価の要件:3分の2以上の出席(授業参加)があること
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に定めない。講義において必要な資料等を提示する
参考書 髙橋智・加瀬進監修/日本特別ニーズ教育学会編 『現代の特別ニーズ教育』 文理閣 2020年
そのほか参考となる文献・資料等については講義において随時紹介する