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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:演習1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習1 2026 通年 金5 経済学部 陳 希 チン キ 2年次のみ 4

科目ナンバー

EC-OM2-01XS

履修条件・関連科目等

※選考方法は経済学部事務室が公開する情報をご確認ください。
<履修条件>

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。

<概要>
テーマ:中国の歴史と文化から現在社会を読み解くーー東アジアを視野に世界を考える

みなさんは「中国」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。
中国は日本のすぐ隣にあり、古くは遣隋使や遣唐使の時代から、千年以上にわたってさまざまな交流を続けてきました。長い歴史のなかで両国の間には多くの出来事がありましたが、経済や文化を通じた関係は今も途切れることなく続いています。
今日では、グローバル化が進む一方で国際情勢が不安定になり、日中関係はこれまで以上に重要で、そして複雑になっています。中国を理解することは、東アジア、さらには世界を理解することにもつながります。

この演習では、中国の歴史と文化を中心に学びながら、日本社会と東アジア世界を多角的に考える力を養います。近現代中国の社会や文化に関するテキストを輪読し、討論や発表を通して理解を深めます。また、格差・貧困・ジェンダー・教育・メディアなど、現代社会を読み解くための幅広い視点を身につけます。あわせて、社会学・文化人類学・思想史などの理論的入門書を参照し、大学生としての教養を養いながら、複眼的に現代社会を理解する力を磨くことを目指します。

科目目的

この科目では、経済や社会の現象を、数字や制度の枠組みにとどまらず、人々の暮らしや文化のあり方から多面的にとらえる力を養います。
中国を中心とする具体的な事例を通じて、社会と文化の相互関係を考察し、他者理解や異文化理解に必要な思考力を培います。
また、テキストの精読、討論、発表を通して、主体的に学ぶ姿勢と、論理的かつ的確に表現する力を育成することを目指します。



到達目標

本授業では、以下のことを到達目標とします。

1. 近現代中国および東アジアの社会・文化に関する基礎的な知識を身につけます。
2. 社会現象を多面的かつ批判的にとらえ、文化や歴史との関連から考察できるようになります。
3. 文献の読解・討論・発表を通して、論理的思考力と表現力を高めます。
4. 異文化理解を深め、現代社会を複眼的に分析する視点を身につけます。
5. 学びを通して自分の考えを構築し、社会や世界との関わりを主体的に考える力を養います。

授業計画と内容

【注意】
授業で扱う作品やテキストは、そのつど教員とゼミ生の相談によって決定します。以下は授業内容の一例です。

【演習1】(2年次)
<前期>
テーマ:中国と東アジアの歴史を読むーー近代の社会と文化の形成を理解する

第1回 顔合わせと【演習1】前期の授業方針の確認
第2回 歴史を読むとは何か――過去と現在のあいだに
第3回 古代国家の形成――文明のはじまりと秩序の萌芽
第4回 資料・文献の探し方について(図書館ツアー)――史をたずね、書を開く
第5回 中国史を学ぶ意義と時代区分――時間を編む眼差し
第6回 古代中国社会の構造と思想(儒家・法家を中心に)――秩序と人間のかたち
第7回 帝国の形成と官僚制(秦・漢から唐宋へ)――国家という仕組みの誕生
第8回 民衆社会と文化生活(都市・教育・家族制度)――日常の中の歴史を読む
第9回 近代への転換:アヘン戦争と「条約体制」――世界と出会う中国
第10回 改革と革命:清末新政から辛亥革命へ――変革の思想と行動
第11回 民国期の社会変動と知識人――理想と現実のはざまで
第12回 中華人民共和国の成立と社会主義体制――新しき国のかたち
第13回 改革開放と現代中国の社会変化――富強への道とその影
第14回 総括:【演習1】後期に向けての準備作業


<8〜9月頃>
希望者による国内・国外研修(例:中国、台湾、沖縄など)を実施します。
現地調査やフィールドワークを通じて、授業で学んだ内容を実地に確認し、秋学期に成果を発表します。


<後期>  
テーマ:現代社会を理解する理論:社会学・文化人類学・思想史の入門

第15回 【演習1】後期の授業方針の確認
第16回 社会学的思考とは何か(社会構造と人間行動)
第17回 文化を読み解く視点(文化人類学の基礎概念)
第18回 「他者」と「自己」:異文化理解の理論的枠組み
第19回 近代と個人:社会とアイデンティティ
第20回 知と権力:フーコーを手がかりに社会を考える
第21回 ポストコロニアルな視点:中国・東アジアの近代化再考
第22回 グローバル化と社会変動:現代東アジアを読む
第23回 ジェンダー・世代・家族:社会の再構築を考える
第24回 メディアと文化:情報社会の変容を分析する
第25回 思想史の中の「近代」:儒教から社会主義へ
第26回 ドキュメンタリー映画を通して現代中国を考える
第27回 各自のリサーチ発表(調査報告・討論)
第28回 【演習2】に向けての準備作業

<1~3月頃>
春合宿を実施し、次年度に向けた研究テーマの整理やチーム編成を行います。
また、春休み期間中は、必要に応じてサブゼミを自主的に開催し、研究を継続します。

【演習2】(3年次)
<前期>
 〇論文の書き方
第1回 【演習2】前期の授業方針の確認
第2回 「感想文」から「論文」へ
第3回 「論文」の文法:問い・答え・論証
第4回 アイディアを練る
第5回 資料・参考文献を収集する
第6回 概要(アブストラクト)をまとめる
第7回 構成(アウトライン)を定める
第8回 引用の仕方
第9回 レポート課題①
第10回 レポート課題①についてのプレゼンと討論
第11回 レポート課題②
第12回 レポート課題②についてのプレゼンと討論
第13回 Word をマスターする
第14回 【演習2】後期に向けての準備作業

<8~9月頃>
必要に応じて、国内または国外で現地調査を実施し、研究テーマに関連する資料収集やフィールドワークを行います。


<後期>
 〇演習論文(卒業論文)作成に向けての下準備
第15回 【演習2】後期の授業方針の確認
第16回 演習論文(卒業論文)で扱う予定の作品の紹介と解説
第17回 第16回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第18回 第16回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第19回 作品解釈の方向性についての解説・討論
第20回 第19回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第21回 第19回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第22回 論文の概要について(プレゼン)
第23回 第22回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第24回 第22回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第25回 論文の構成についての解説・討論
第26回 第25回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第27回 第25回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第28回 【演習3】に向けての準備作業


【演習3】(4年次)
<後期>
 〇演習論文(卒業論文)の完成
第1回 【演習3】の授業方針の確認
第2回 論文執筆状況の報告
第3回 論文の一部分の草稿のプレゼン(全員)
第4回 第3回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第5回 第3回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第6回 論文の一部分の草稿のプレゼン(全員)
第7回 第6回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第8回 第6回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第9回 論文全体の草稿のプレゼン(グループ1)
第10回 第9回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ1)
第11回 論文全体の草稿のプレゼン(グループ2)
第12回 第11回授業のプレゼンについての討論と意見交換(グループ2)
第13回 完成原稿提出前の最終確認
第14回 完成原稿の提出
(通常授業のほかに、学生からの要望に応じて、面接ないしメールによる論文作成指導を行います。)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・授業で扱うテキストを事前にしっかり読んでください。また、授業時のプレゼン・討論に備え、テキストを読んだ際の自分なりの感想・疑問・解釈などをメモしておいてください。
・授業中に紹介されたテキスト・参考文献・映画などをできるかぎりチェックしましょう。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 ・中国および東アジアの歴史と文化に関する基礎的知識を身につけ、社会現象を批判的に考察できるようになったか。
・授業での発表や討論に積極的に参加し、自らの意見を論理的に展開できるようになったか。
・資料や文献を的確に読み取り、多様な視点から他者の考えを理解できるようになったか。
・自分の考えを明確な言葉で表現し、根拠をもって説明できるようになったか。

成績評価の方法・基準(備考)

【演習1】
・中国および東アジアの歴史・文化に関する基礎的知識を理解し、社会現象を批判的に考察できるようになったか(50%)
・討論や発表に積極的に参加し、自分の考えを論理的かつ明確に述べることができるようになったか(50%)

【演習2】
・授業で扱う文献・資料をもとに、自らの基準で社会・文化現象を批判的に分析・評価できるようになったか(50%)
・自分の考えを文章および口頭で表現し、根拠をもって他者に説明できるようになったか(50%)

【演習3】
・演習論文(卒業論文)を完成させ、独自の視点から中国および東アジアの社会・文化・歴史に関する課題を論理的に論じることができたか(100%)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【授業で使用するテキスト】
・授業で使用するテキストは、教員と学生が相談の上、決定します。

【自学用の参考文献】
・岸本美緒『中国の歴史』筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2015年。
・柄谷行人『世界史の構造』岩波書店(岩波現代文庫)、2015年。
・石田英敬 『現代思想の教科書』筑摩書房 (ちくま学芸文庫)、2010年。

その他特記事項

参考URL

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