シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
心理学特殊研究(1) | 2024 | 通年 | 水4 | 文学部 | 有賀 敦紀 | アリガ アツノリ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-PY3-P109
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
人間の顕在的・潜在的認知行動過程について,学生が自身の興味に基づいて実験研究を行う。その過程で,心理学研究を行うために必要な知識およびスキルを身につける。前期は各学生が先行研究を調べ,文献を読み,発表する。その後,ディスカッションを通じて各自の研究テーマを明確にし,研究計画を立案する。後期は実験実施,データ解析を経て,成果をまとめて発表する。ディスカッションを通じて研究の問題点を見つけ,研究の発展可能性を検討する。
科目目的
認知心理学分野で卒業研究を実施するための知識およびスキルを習得することを目的とする。
到達目標
・実験心理学の基礎的知識およびスキルなどのノウハウを理解・実践することができる
・自身の研究テーマに関連づけてデータを適切に解釈することができる
・得られた研究成果に基づいて自身の研究を発展させることができる
・自身の研究を他者に適切に伝えることができる
授業計画と内容
前期
(1)オリエンテーション
(2)文献検索のやり方
(3)先行研究の発表:論文の構成と基本的な読み方
(4)先行研究の発表:序論の展開
(5)先行研究の発表:方法の記述
(6)先行研究の発表:結果の表現
(7)先行研究の発表:考察の展開
(8)先行研究の発表:論文全体の整合性・問題点
(9)実験計画の立案:心理実験法
(10)実験計画の立案:心理統計法
(11)実験計画の立案:要因計画
(12)実験計画の立案:剰余変数の統制
(13)実験計画の立案:プログラミングの解説
(14)実験計画の立案:プログラミングの実践
後期
(1)研究倫理
(2)データ収集:心理測定法
(3)データ収集:実験準備
(4)データ収集:予備実験
(5)データ収集:参加者募集
(6)データ収集:実験実施
(7)データ収集:データ整理・管理
(8)データ解析
(9)結果の発表:グラフや表の作成
(10)結果の発表:発表資料の作成
(11)結果の発表:発表練習
(12)結果の発表:議論の整理
(13)結果の発表:研究の限界
(14)結果の発表:今後の計画立案
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 発表,質疑,ディスカッションなど,ゼミへの貢献度,および各自の研究に対する取り組み(主体性,積極性)に基づいて評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメを配布する