シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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心理学特殊研究(1) | 2024 | 通年 | 水4 | 文学部 | 緑川 晶 | ミドリカワ アキラ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-PY3-P109
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
心理学特殊研究(1)の活動の特徴の一つは「学生たちが自ら問題をみつけて、それに対する解決方法を探り、実際の行動に移す」ということです。原則として「脳(老化/高次脳機能障害/発達障害)」をキーワードとする以外はテーマに制限を設けていません。枠組みが少ない中での活動ですので、戸惑うことが多いかと思いますが、学ぶだけではなく、考える、実行する、(周囲の)反応を感じるなど、様々な経験ができる数少ない機会になると思います。一方で、受け身的な姿勢では十分な効果が期待できませんので、是非とも自分たちで納得の行く形で運営を考えてみて下さい。なお、4年生の授業(心理学特殊研究(2))にも参加し、時間を共有する中で、自分たちの活動を発表したり、4年生の研究発表を聞くことで、意見を述べる/相手の意見を聞く態度を養います。
科目目的
心理学の学びを通じて、実社会において学生自らが問題をみつけ、それに対する解決方法を探り、実際の行動に移すことを目的とします。また活動を通じて自らの意見を表明する、他者の意見に耳を傾ける等、コミュニケーション力を涵養することを合わせて目的とします。
到達目標
・心理学的な知識を深めることができるようになる。
・自ら社会に目を向けられるようになる。
・社会で起きていることを自身の問題意識とすることができるようになる。
・自分の考えを発し、他者の意見に耳を傾けることができるようになる。
・主体的に動くことができるようになる。
授業計画と内容
<前期>
① ガイダンス
② 個人発表①(関心領域の発表:第1グループ)(ディスカッション)
③ 個人発表②(関心領域の発表:第2グループ)(ディスカッション)
④ 個人発表③(関心領域の発表:第3グループ)(ディスカッション)
⑤ 関心領域に関する議論①(候補領域の選定)(課題解決型の学習)
⑥ 関心領域に関する議論②(実現可能性の検討)(課題解決型の学習)
⑦ 関心領域に関する議論③(レビュー)(課題解決型の学習)
⑧ 情報収集と発表①(情報収集のための方法)(課題解決型の学習)
⑨ 情報収集と発表②(結果の報告:第1グループ)(プレゼンテーション)
⑩ 情報収集と発表③(結果の報告:第2グループ/第3グループ)(プレゼンテーション)
⑪ 活動方法に関する議論①(手法の選定) (課題解決型の学習)
⑫ 活動方法に関する議論②(実現可能性の検討)(課題解決型の学習)
⑬ 活動方法に関する議論③(レビュー) (課題解決型の学習)
⑭ 試行演習①(方向性の確認)(ディスカッション)
<後期>
⑮ 前期の振り返り(課題解決型の学習)
⑯ 渉外について(課題解決型の学習)
⑰ 他の活動との対比と他者評価(課題解決型の学習)
⑱ 試行演習②(方向性の決定)(課題解決型の学習)
⑲ 本試行に向けた最終調整(課題解決型の学習)
⑳ 本試行(課題解決型の学習)
㉑ 予備日
㉒ 振り返り
㉓ 結果の解析(ディスカッション)
㉔ 結果のまとめ(ディスカッション)
㉕ 卒業論文に向けた準備活動①(テーマの発表:第1グループ)(プレゼンテーション)
㉖ 卒業論文に向けた準備活動②(テーマの発表:第2グループ)(プレゼンテーション)
㉗ 卒業論文に向けた準備活動③(テーマの発表:第3グループ)(プレゼンテーション)
㉘ 卒業論文に向けた準備活動④(レビュー)(プレゼンテーション)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業中に課された課題の発表態度と授業への参加態度によって評定します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaやslackなどでメンバー間でリアルタイムの情報共有が出来るようにします。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
臨床心理士として大学病院神経内科(15年)、公立のリハビリテーションセンター(12年)、公立病院の脳神経外科(12年)などでの心理業務に関する実務経験があります。また公認心理師の資格を2019年から有しています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記の経験に基づいて、臨床現場で得られた事例などを紹介し、解説を加えます。
テキスト・参考文献等
教科書は使用せず、必要に応じてプリントを配布します。
その他特記事項
受け身ではなく、能動的・主体的に関わることが求められます。
参考URL
https://midorikawa-lab.r.chuo-u.ac.jp