シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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学びの基礎演習(2)B | 2024 | 後期 | 水2 | 文学部 | 横山 佐紀 | ヨコヤマ サキ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IF2-Q022
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期の学修成果をふまえ、マイノリティの経験や社会的課題を通じて多文化共生の実現を目ざすミュージアムを企画します。グループごとにひとつのマイノリティ・グループを担当し、そのマイノリティに関連する国内外のさまざまなミュージアムの展示や教育プログラムを調査し、ポスター発表を行います。学びの基礎演習(2)のもう1つのクラスとの合同で行う回があります。
科目目的
さまざまな考え方をつなぎ、自分自身で課題を見つけ、それに対する回答を得ることが本科目の目的です。ミュージアムと社会の関わりについて理解を深めながら自分とは異なる文化的背景をもつ人々について考察し、グループで協力して調査や発表、展示を行うことで、この目的に達することを目ざします。
到達目標
マイノリティが抱える社会的課題を、資料調査、フィールドワークを通じて理解し、課題の解決方法を提案できるようになること。
授業計画と内容
①ガイダンス
②ブレインストーミング①
③ブレインストーミング②
④ミュージアムの展示・教育活動について
⑤障害をもつ人に関わるミュージアムの調査報告
⑥性的マイノリティに関わるミュージアムの調査報告
⑦海外にルーツをもつ人に関わるミュージアムの調査報告
⑧レクチャー
⑨グループで展示を考える
⑩グループで展示を作成する
⑪グループで展示を作成する
⑫グループで展示を完成させる
⑬ポスター発表会
⑭まとめ
*レクチャーはゲストスピーカーによって行われる場合があります。これに伴い、順番や内容が多少変わることがあり得ます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
グループごとにポスター発表を行うので、十分な準備をしてのぞむこと。グループワークの準備については、授業時間外の学修が不可欠です(現地調査を強く推奨します)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 70 | 授業に積極的に参加できたか。自分の報告をほかの参加者にわかりやすく伝えられたか。ほかの参加者の報告を関心をもって聞き、質問したりコメントしたりすることができたか。 |
その他 | 30 | ポスター発表の内容及び解説が適切であったか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンラインによる授業が必要な場合は、WebexまたはZOOMを使用する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員が美術館教育普及担当学芸員であったことに加え、ゲスト講師として博物館の学芸員やその経験者、多文化共生にかかわる団体職員などを招き講義を行う。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
担当教員の経験に基づきミュージアムにおける教育普及プログラム等の現状と課題を共有するほか、ゲスト講師によるミュージアムの見方や実際の展示方法に関する講義を通じて、ミュージアムに対する理解を深めミュージアム案の作成を進める。多文化共生に関する現実の施策や現場での問題についての知識を得る。
テキスト・参考文献等
テキストはなし。参考文献は授業中に適宜紹介する。