シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 演習1 | 2026 | 通年 | 金5 | 経済学部 | 堀内 英次 | ホリウチ エイジ | 2年次のみ | 4 |
科目ナンバー
EC-OM2-01XS
履修条件・関連科目等
※選考方法は経済学部事務室が公開する情報をご確認ください。
<履修条件>
産業構造論(2年次前期4単位:火1・金3、又は火3・金1)を履修することが望ましいです。左記の講義を修得することを前提に演習を行います。履修できない場合は、テキストの該当箇所を読んでおいてください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
テーマ:第四次産業革命下の日本経済の現状と改革に関わる諸問題
本演習では、第四次産業革命下の日本経済に関わる諸問題を扱い、興味を持ったテーマを題材に原因究明・問題解決などの研究を自由に行うことで、考える技術、人と協力する力を磨くことを目的とします。
2年次には、第四次産業革命下の日本の構造改革という観点から、日本企業のDXの現状と政策支援の在り方について広く理解を深めます。また、企業のインターンシップにゼミ全体で参加し、中小企業経営と中小企業向けDXコンサルティングの現場を体験します。
3年次には自由なテーマでグループ研究を行い、政策提案、企業の経営改善などをテーマに研究を深めることを通じて、分析力や提案力をさらに養います。
4年次には、これまでに身につけたデータ分析や政策・戦略立案のスキルを活かし、実際の社会課題や業界・企業について自由に研究し、論文としてまとめます。
科目目的
3年間の演習の主な目的は以下の4つです。
1. WordやExcel、PowerPointを効果的に使い、分かりやすく説得的にプレゼンテーションを行う技術を学ぶ。
2. テーマを設定し、様々な資料やデータを踏まえ分析することで、原因を究明する、あるいは問題解決策を作成する技術を学ぶ。
3. 共同作業を協調的かつ戦略的に運営する技術を学ぶ。
4. インターンシップや自治体との連携活動への参加を通じて、問題解決の実践的な力を身につける。
到達目標
上記の目的を達成するために、具体的には以下の到達目標を設定します。
【演習1】グループ形式でのプレゼンテーションや経営改善の提案作成を通じて、共同で原因を究明したり問題解決策を提示したりする上で必要な以下の3つの基礎力の獲得を目指します。
1, WordやExcel、PowerPoint、AIを効果的に使い、プレゼンテーションをすることができる。
2, 他者との議論や学び合いを通じて、共同作業を円滑に運営し、知的成果の創出に貢献できる。
3, デジタル技術を活かした企業経営の改善に係る基礎知識を修得し、経営改善について提言できる。
【演習2】グループでの論文作成や内外の発表会への参加(希望者のみ)を通じて、以下の目標を達成します。
1, テーマに関わる様々な資料を取捨選択し、それらの分析視角・手法を理解し整理することができる。
2, 共同研究において、データを含む資料収集、分析、提言立案など、研究成果に関わる各種作業に貢献できる。
【演習3】卒業論文の作成を通じて以下の目標を達成します。
1, 個人論文の執筆を通じて、経済学的手法を含め、多面的、論理的、かつ構造的な思考法を適切に活用することで、原因を究明したり、説得的な解決策を提示したりすることができる。
2, 他人の主張に対して、説得的かつ建設的な意見を提示することができる。
授業計画と内容
【演習1】(2年次)
前期は、デジタル化、グローバル化が進む中での日本経済を巡る重要な論点―起業支援、産業の空洞化、所得格差などについて、多面的に考察します。また、第四次産業革命下で急速に多様化するビジネスモデルについて学ぶとともに、その知識を用いて実在する企業の経営改革案を立案します。それらを題材にグループ対抗のプレゼンテーション大会などを実施することで、プレゼンテーション、AI、エクセルの使い方などの基本を確実に学びます。
夏休みには中小企業のDXコンサルティングを行っている企業のインターンシップに参加し、中小企業経営の実態と中小企業向けコンサルティングの基礎を学びます。
後期には、「第四次産業革命下の日本経済と日本企業のDX」というテーマでグループ研究を行います。まず日本企業のDXの全体的傾向や、そこにおける政策支援の在り方について考察し、基本的な論点を整理します。その後は自由にテーマを決め、政策改善、あるいは特定の業界や企業の経営改善案を立案します。政策であればデータ分析、企業の業務改善であれば財務やマーケティングなど、インターンシップの時よりもさらに専門的に分析、提案することを目指します。
第1回 ゼミガイダンス
第2回 グループ発表: ガイダンスと班分け
第3回 グループ発表:資料収集、論点整理
第4回 グループ発表:資料収集、論点整理:再検討
第5回 グループ発表:スライド作成
第6回 グループ発表:班対抗プレゼンテーション大会
第7回 グループ発表:反省会
第8回 グループ研究:ガイダンスと班の作業計画の策定
第9回 グループ研究:資料収集、論点整理
第10回 グループ研究:資料収集、論点整理:再検討
第11回 グループ研究:中間発表:プレゼンテーションの骨子の発表
第12回 グループ研究:プレゼンテーションの準備
第13回 グループ研究:班対抗プレゼンテーション大会
第14回 インターンシップの準備
※夏休み
原則として8月に合宿を行い、インターンシップの準備をします。9月には中小企業のDXコンサルティングを行っている企業のインターンシップに参加し、営業に同行するとともに業務改善の提案書を作成します。
第15回:グループ発表:ガイダンス、班分け
第16回:グループ発表:資料収集、論点整理
第17回:グループ発表:資料収集、論点整理:再検討
第18回:グループ発表:スライド作成
第19回:グループ発表:班対抗プレゼンテーション大会
第20回:グループ発表:反省会
第21回:グループ研究:「自由研究」:ガイダンス、班分け
第22回:グループ研究:資料収集、論点整理
第23回:グループ研究:資料収集、論点整理:再検討
第24回:グループ研究:問題の整理と提言の検討
第25回:グループ研究:検討結果の中間報告
第26回:グループ研究:提言の修正
第27回:グループ研究:研究成果発表会
第28回:春休み中の外部活動についての打ち合わせ
【演習2】(3年次)
3年次には政策立案、企業経営等、関心のあるテーマでグループを分け、2年次より長期のプロジェクトに挑みます。適宜、分析に必要なデータ分析や経済学的手法をさらに学んでいきます。
第1回:グループ研究:ガイダンスと班分け
第2回:グループ研究:資料・データの収集
第3回:グループ研究:資料・データの収集:再検討
第4回:グループ研究:研究テーマの発表
第5回:グループ研究:研究テーマの発表:再報告
第6回:グループ研究:サーベイの報告
第7回:グループ研究:サーベイの報告:再報告
第8回:グループ研究:分析の視角・分析手法の確定と発表
第9回:グループ研究:分析の視角・分析手法の確定と発表:再報告
第10回:グループ研究:分析内容の中間報告
第11回:グループ研究:分析作業
第12回:グループ研究:分析結果の報告
第13回:グループ研究:研究成果発表会
第14回:グループ研究:夏休みの研究報告会に向けた準備
※夏休みは2,3年合同で合宿に行き、研究を進めます。希望グループは学内プレゼン大会や大学コンソーシアム八王子の研究発表会への参加を目指し自主勉強会を開きます。各人の希望により、別途勉強会なども開催します。
第15回: グループ研究:夏休みからの進捗状況の報告:前半グループ
第16回: グループ研究:夏休みからの進捗状況の報告:後半グループ
第17回: グループ研究:追加の検討作業
第18回: グループ研究:最終結果の発表:前半グループ
第19回: グループ研究:最終結果の発表:後半グループ
第20回: グループ研究:最終論文の報告:前半グループ
第21回:グループ研究: 最終論文の報告:後半グループ
第22回:グループ研究:プレゼンテーションの準備:スライドの作成
第23回:グループ研究:プレゼンテーションの準備:スピーチ原稿の作成
第24回:グループ研究:プレゼンテーションと質疑応答:前半グループ
第25回:グループ研究:プレゼンテーションと質疑応答:後半グループ
第26回 :グループ研究:グループ研究の総括
第27回: 2年間の学びの総括
第28回:卒業研究に向けたガイダンス
【演習3】(4年次)
4年次には、それまでの研究成果を活かし、個人で自由にテーマを設定し、卒業論文を執筆します。
第1回: 講義:演習論文の書き方について,発表順の決定
第2回: 個人研究:研究テーマ、既存研究の報告 :前半グループ
第3回: 個人研究:研究テーマ、既存研究の報告 :後半グループ
第4回: 個人研究:論文全体の構成と分析手法の報告:前半グループ
第5回: 個人研究:論文全体の構成と分析手法の報告:後半グループ
第6回: 個人研究:分析に関する相談会
第7回: 個人研究:分析結果の報告と質疑応答:前半グループ
第8回: 個人研究:分析結果の報告と質疑応答:後半グループ
第9回:個人研究: 追加の分析に関する相談会
第10回:個人研究:草稿の前半部分の報告:前半グループ
第11回:個人研究:草稿の前半部分の報告:後半グループ
第12回:個人研究:草稿全体の報告:前半グループ
第13回:個人研究:草稿全体の報告:後半グループ
第14回:完成原稿の確定,提出
※上記スケジュールはすべて予定であり、履修者の希望により内容を変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本ゼミは、原則としてグループワークで学習を行います。2年、3年次は、原則として毎学期の前半はゼミの日以外の課題は少なくし、一方で後半は班活動でしっかりと学びを得るため、必要に応じて班での勉強会が必要となります。学生の都合や希望に応じて班を編成し、また3年次の就職活動に配慮する予定ですが、その点を理解してください。
2年次、3年次に、原則として夏休みに合宿を行います。春休みについては学生の希望を踏まえ検討します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | 毎回の授業での討議やグループ活動への参加度 |
| その他 | 50 | レジメ形式やプレゼン形式での発表 |
成績評価の方法・基準(備考)
【演習2】と【演習3】についても同様です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業内で、文書作成用にPC、アンケート用に携帯を利用します。原則として毎回持参してください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【演習1】(2年次)
堀内英次(2022),『グローバル化・デジタル革命のインパクト:日系電機の凋落と官民の改革』, 中央経済社. (ISBN)9784502414411
※その他については演習時にその都度紹介します。
【演習2】(3年次)
演習時にその都度紹介します。
【演習3】(4年次)
演習時にその都度紹介します。
その他特記事項
履修者がゼミ外の活動と両立できるよう、活動内容や課題のレベル・量については、履修者との相談によって変更し、またできる限り個別対応します。経済学的な手法(計量経済学その他)については、ゼミ内ではあくまで基礎的なものを必要に応じて学習します。より体系的に学びたい希望者がいれば、サブゼミという形で個別に対応します。
参考URL
特になし。