シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特別教養(3)(グローバルマイグレーション) | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 中坂 恵美子 | ナカサカ エミコ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IF1-R203
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、世界の諸地域の国境を越えた人の移動やエスニシティの問題について、歴史的な側面も含めて学ぶ。様々な学問分野の研究者によって書かれたテキストを用いることで、国境を越えた人の移動という現象を学際的、総合的に考え、私たちが生きる現代社会の問題に向き合う機会を提供する。
科目目的
移民や難民に関する問題についての理解を深めること。人の移動を多角的に考えることができるようになること。
到達目標
世界における国境を越えた人の移動の歴史と現代的な課題について、ある程度の説明ができるようになること。
授業計画と内容
以下を予定してますが、内容や順序が多少変わることがあり得ます。
1.オリエンテーション
2.人の移動に関する国家の権限
3.難民について
4.フランスの移民と教育
5.映像を見て考える(フランスまたは難民)
6.ドイツ史の中の人の移動
7.移民の国アメリカ
8.中国、東南アジアの民族問題
9.イスラーム圏とエスニシティ
10.日本人の海外移住の歴史
11.日本の入管法と諸問題
12.在日コリアンの歴史と今
13.映像を見て考える(日本)
14.多文化共生、グループおよび全体でのディスカッション
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業およびテキストを基礎として、さらに自分で課題を設定して調査し、自分の意見をまとめることができるか。 |
平常点 | 50 | 授業に積極的に参加し、理解ができているか。 ただし無断欠席が 5 回を超える者は成績評価の対象とならない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
池田賢市・中坂恵美子編『人の移動とエスニシティ』(明石書店、2021年)
その他特記事項
・課題の解答やその他いただいた質問は、匿名で授業中に紹介することがあります。