シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語(1)(中国言語文化) | 2024 | 通年 | 火2 | 文学部 | 宮入 いずみ | ミヤイリ イズミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CH1-SC11
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国言語文化専攻生が1年次に履修する中国語入門の授業です。発音の基礎から始めて、中級のレベルに至る中国語を学びます。「中国語(1)(2)」の週2回、リレー形式で授業を行います。前期の間は、「基礎演習(1)」もこのリレー授業に加わります。指定テキストに加えて、ワークシートを用いて学習内容の定着を図ります。
なお、「中国語(3)」では、「中国語(1)(2)」と異なる教科書を使い、「基礎演習(2)」とリレー形式で会話力の養成に重点を置いた授業を行います。
科目目的
文学部のディプロマ・ポリシーに言う専門的学識、幅広い教養、複眼的思考、コミュニケーション力、主体性を中国語学習によって培うとともに、中国言語文化専攻のポリシーに言う高度な中国語運用能力を養うための過程として、入門・初級から中級のレベルに至る中国語の学習を完成すること。
到達目標
学生が中国語の基本的な四技能(読む、書く、聞く、話す)を獲得すること。
授業計画と内容
この科目は「中国語(2)」とリレー形式で授業を進めます。
<前期>
第1週 第一課「你好」 声母、韵母、拼音、声調
第2週 第二課「汉语不太难」 軽声、半三声、形容詞述語文(1)、疑問助詞"吗"
第3週 第三課「明天见」 変調(1)、動詞述語文、連動文
第4週 第四課「你去哪儿」 儿化、変調(2)、名詞述語文(1)、疑問文(1)、反復疑問文(1)
第5週 第五課「这是王老师」 人称代名詞、数詞
第六課「我学习汉语」 疑問詞"什么"、構造助詞"的"(1)
第6週 第七課「你吃什么」 変調(2)、疑問数詞"几"、量詞
第八課「苹果一斤多少钱」 文末助詞"吧"、疑問詞"多少"、二重目的語文
第7週 第八課までの復習など
第8週 第九課「我换人民币」 助動詞"要"、動詞の重ね型(1)
第十課「他住哪儿」 中国語の語順、動詞述語文、番号の読み方
第9週 第十一課「我们都是留学生」 連用修飾語、 副詞"也"、"都"
第十二課「你在哪儿学习汉语」 疑問文(2)、連体修飾語、構造助詞"的"(2)、介詞(1)
第10週 第十三課「这不是中药」 形容詞述語文(2)、"的"フレーズ、反復疑問文(2)
第11週 第十四課「你的车是新的还是旧的」 副詞"有(一)点儿"、主述述語文
第12週 第十五課「你家有几口人」 部分否定と全部否定、動詞"有"、 "几"と"多少"
第13週 第十五課までの復習など
第14週 総括・まとめ:夏季休業中の学習のために
<後期>
第1週 前期の復習など
第2週 第十六課「你常去图书馆吗」 文末助詞"吧"、時間詞の連用修飾用法、"还是"と"或者"
第3週 第十七課「他在做什么呢」"在/正在/正+動詞+目的語(+呢)"、二重目的語文
第4週 第十八課「我去超市买东西」 連動文、離合詞
第5週 第十九課「可以试试吗」 動詞の重ね型(2)、"又~又~"、"一点儿"と"有点儿"
第6週 第二十課「祝生日快乐」 名詞述語文(2)、疑問を表すイントネーション
第7週 第二十課までの復習など
第8週 第二十一課「我们明天七点一刻出发」 時刻の表し方、連体修飾語と連用修飾語
第9週 第二十二課「我打算请老师教我京剧」 介詞(2)、兼語文
第10週 第二十三課「学校里边有银行吗」 方位詞、存在表現"在""有""是"、介詞(3)
第11週 第二十四課「我想学太极拳」 助動詞(能願動詞)、"怎么"と"为什么"
第12週 第二十五課「她学得很好」 状態補語(1)
第13週 第二十五課までの復習など
第14週 総括・まとめ:継続的学習のために
※上記のスケジュールは、おおよその目安です。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1回の授業につき、予習・復習の合計で1時間程度を目安とします。予習として、①音声教材で発音を聞く、②新出単語の簡体字・拼音・意味の確認、③中日辞典を利用して日本語訳を考える、④練習問題を解いておくことなどが必要です。復習は、①音声教材を聞きながら発音の練習、②新出単語や本文の書き取り練習、③練習問題や応用表現などの練習、④小テストの復習などを習慣化しましょう。授業で学んだ内容は、必ずその日のうちに復習して忘れないようにすることが必要です。特に、復習においては、視覚だけに頼らず、音声教材を繰り返し聴き、書きながら声に出して覚えることが重要です。担当教員の指示にしたがって予習・復習をしっかり行い、授業時間外の学習に十分な時間を割くようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | (学習の効果がどの程度示されているか) |
期末試験(到達度確認) | 40 | (学習の効果がどの程度示されているか) |
平常点 | 30 | (予習の程度や授業での取り組みが充分かどうか、ワークシート等提出物がしっかり提出されているかどうか) |
その他 | 10 | (小テストなどで学習の効果がどの程度示されているか) |
成績評価の方法・基準(備考)
試験の点数を重視します。合否は各担当者の合議により決定します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:『漢語教程(第3版)』第1冊(上)(下)(北京語言大学出版社)
テキストとしての指定辞書:『中日辞典 第3版』(小学館)
その他特記事項
中国語の入門・初級レベルの実践的内容の授業です。中国の大学で外国人留学生向けに使用されているテキストを使用し、1年間で相当に高度なレベルまで進むので、積極的に取り組むことが必要です。予習として、新出単語や本文の発音を確認するとともに辞書を引いて日本語訳を書いておきましょう。また、授業で学んだ内容をその日のうちに復習して忘れないように心がけてください。
この授業で学ぶ内容が身についていないと、2年目からの中国語の授業や専門科目の授業について行くのが苦しくなります。担当教員の指示にしたがってワークシートを活用し、予習・復習をしっかり行ってください。中国言語文化専攻生として、「中国語を学ぶこと」はもちろんですが、「中国語で専門的な内容を学ぶこと」を意識して取り組んでください。