シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語(3)(中国言語文化) | 2024 | 通年 | 木3 | 文学部 | 施 葉飛 | シ ヨウヒ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CH1-SC13
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国言語文化専攻生が1年次に履修し、原則として中国語のみを用いる授業です。「中国語(1)(2)」で学んだ内容と併せて、発音、聞き取り、簡単な会話の練習を繰り返し行います。「基礎演習(2)」とリレー形式で授業を進めて、応用力と実践力を鍛えます。目で文字を確認するのは最小限に止め、口と耳を使って練習します。授業では毎回暗唱の課題を出し、次の授業で一人ずつ発音の正確さ・流暢さをチェックします。したがって授業には毎回欠かさず出席し、積極的に参加し、課題をしっかりやって来ることが必要です。
科目目的
学生が口頭での反復練習を通じて中国語の音声に慣れ、「聞く力」と「話す力」を養い、中国語によるコミュニケーションの実践的な力をつけることを目標とします。
到達目標
学生が中国語会話の応用力と実践力を獲得すること。
授業計画と内容
この科目は「基礎演習(2)」とリレー形式で授業を進めます。
前期
第1週 発音編:単母音、声調
第2週 発音編:複母音
第3週 発音編:子音
第4週 発音編:鼻母音、軽声
第5週 語法編:人称代名詞、判断文、形容詞述語文
第6週 語法編:名前の聞き方と答え方、反復疑問文、"的"
第7週 語法編:数詞、省略疑問文、量詞
第8週 語法編:親族呼称、動詞述語文、疑問詞疑問文
第9週 語法編:年月日、曜日の言い方
第10週 語法編:名詞述語文、"~吧"、変化を表す"了"
第11週 語法編:時間の長さ、完了の"了"、動詞の重ね型
第12週 語法編:場所表現、前置詞"在" 、前置詞"离"、前置詞"从~到~"
第13週 語法編:選択疑問文、趣味に関連する動詞句
第14週 前期のまとめと確認
後期
第1週 語法編:比較の表し方
第2週 語法編:様態補語、助動詞"会""能""可以"
第3週 語法編:連動文、結果補語
第4週 語法編:人民元(金額の表し方)
第5週 語法編:経験を表す"过" 、動作の回数
第6週 語法編:"是~的"、"一~就~"
第7週 語法編:動作の進行、兼語文
第8週 語法編:存在・出現・消失を表す文
第9週 語法編:"把"構文、方向補語
第10週 語法編:"给"、祝いの言葉(1)
第11週 語法編:可能補語、道を尋ねる関連語句
第12週 語法編:受動文、近接未来表現
第13週 語法編:使役や請求を表す文、祝い言葉(2)
第14週 後期のまとめと確認
※上記のスケジュールは、おおよその目安です。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習として、テキストに出て来る中国語について発音を確認するとともに中日辞典を利用して日本語訳を考えておくこと、練習問題を解いておくことなどが必要です。また、授業で学んだ内容をその日の内に復習して忘れないようにすることが必要です。1回の授業につき予習・復習の合計で1時間程度を目安とします。担当教員の指示にしたがって予習・復習をしっかり行い、授業時間外の学習に十分な時間を割くようにしてください。
復習においては、視覚だけに頼らず、テキストの音源を何度も聴き、書きながら声に出して覚えることが重要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 20 | (予習の程度や授業での取り組みが充分かどうか) |
その他 | 80 | (5回のユニットテスト) |
成績評価の方法・基準(備考)
合否は各担当者の合議により決定します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>『初級中国語 きっかけ24』(朝日出版社)
その他特記事項
授業では主として中国語を使いますが、ゼロから学ぶ人も心配する必要はありません。中国語を使ってコミュニケーションをする楽しさをぜひ味わってください。まずは言い間違いを恐れずに声に出してみることが大切です。