シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中国語(B群)/総合(基礎) | 2024 | 通年 | 月3 | 文学部 | 明田川 聡士 | アケタガワ サトシ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CH2-SC20
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
比較的平易に書かれた会話文や文章を正確な発音で朗読し、文法事項や語彙を確認しつつ、バランスの取れた基礎固めを目指します。中国語学習で大切なことは、初中級の段階で発音の基礎、ピンインのルールを確実に習得することです。ただし、そこでは覚えなければならない文法が多いため、大学の授業で一番最初に学習したはずの発音が曖昧になってしまっている人も多いのではないでしょうか。そこで授業では、発音を復習しつつ文章の朗読を繰り返し行うことで、中国語の発音を感覚と知識の両方で習得できるよう練習します。また、初級よりも少し複雑で長めの文章を読みながら、すでに学習した基礎的な文法を再確認し、徐々に中国語で自分の考えを表現できるようになることを目指します。教科書は、鄭高咏『音読&会話で深める中国語 中級アイテム15』を使います。各課には、会話文と短めの文章が掲載されており、会話表現と作文の違いを確認しつつ進めていきます。文法項目の多くは初級の復習となりますが、中国語での基本的な表現能力を身につけるには十分です。各課のテーマは、中国での一般的な生活に則したものですので、中国をはじめとする中国語圏に住む人々の日常に対する関心と理解も進むことでしょう。
科目目的
1年次で習得した文法を確認・復習しながら、より複雑で一定の長さのある文章も読めるようにします。ネイティブに通じる発音や表現を身につけ、中国語を身近に感じられるようにします。
到達目標
1、教科書記載の文章を辞書をひきながら意味を理解できるようになる。
2、文章を正確な発音で読めるようになる。
3、自分の耳で相手が話す言葉の意味を理解できるようになる。
授業計画と内容
【前期】
第1週 イントロダクション:発音とピンインの総復習
第2週 第1課「大学校园」前半
第3週 第1課「大学校园」後半、第2課「问年龄」前半
第4週 第2課「问年龄」後半
第5週 第3課「小测验」前半
第6週 第3課「小测验」後半、第4課「为什么」前半
第7週 第4課「为什么」後半
第8週 中間試験
第9週 第5課「生鸡蛋」前半
第10週 第5課「生鸡蛋」後半、第6課「生日礼物」前半
第11週 第6課「生日礼物」後半
第12週 第7課「饺子」前半
第13週 第7課「饺子」後半、前期に学習した内容の総復習
第14週 期末試験
【後期】
第1週 第8課「聊天儿」前半
第2週 第8課「聊天儿」後半、第9課「旅游」前半
第3週 第9課「旅游」後半
第4週 第10課「网购」前半
第5週 第10課「网购」後半、第11課「宠物」前半
第6週 第11課「宠物」後半
第7週 中間試験
第8週 第12課「找工作」前半
第9週 第12課「找工作」後半、第13課「朋友」前半
第10週 第13課「朋友」後半
第11週 第14課「樱花」前半
第12週 第14課「樱花」後半、第15課「新年」前半
第13週 第15課「新年」後半
第14週 期末試験
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
「事前学修」では当日の授業で扱う箇所に【必ず】目を通してピンインや意味を調べ、「事後学修」では授業内で学習した箇所を繰り返し音読し、練習問題を解くようにして下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
中間試験 | 30 | 1、教科書に準じた内容について理解できていること。 2、文法を意識した作文ができていること。 3、所定の数の語彙を覚え、意味を正確に捉えていること。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 1、教科書に準じた内容について理解できていること。 2、文法を意識した作文ができていること。 3、所定の数の語彙を覚え、意味を正確に捉えていること。 |
平常点 | 20 | 1、事前学修にしっかり取り組んでいること。 2、正しい声調で、はっきりと発音できていること。 3、質問や応答などが適宜なされていること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
メールでも随時、質問を受け付けています。
aketagawa@dokkyo.ac.jp
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
クリッカーやmanabaのアンケート機能を使い、受講生の反応を把握しながら授業を進めていきます。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:
鄭高咏『音読&会話で深める中国語 中級アイテム15』(朝日出版社)
推奨辞書:
『中日辞典 第3版』(小学館)、『中日辞典 第3版』(講談社)、『東方中国語辞典』(東方書店)
『中日大辞典 第3版』(大修館書店)など。