シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語(B群)/総合(基礎) | 2024 | 通年 | 水3 | 文学部 | 後藤 典子 | ゴトウ ノリコ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CH2-SC20
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「中国語総合(基礎)」
比較的平易に書かれた文章または会話文を教材とし、初級で学んだ文法や表現などを復習しながら、バランスの取れた基礎固めを目指します。
科目目的
この授業では、初級中国語で学んだ四技能(読む、書く、話す、聴く)の基礎を総合的に復習します。発音やピンインのルール、基本的な文法事項や語彙を確認しつつ、より高い中国語運用能力を養うことを目的とします。
到達目標
1 簡単な文章について、辞書を引きながら内容を理解できること。
★授業、試験で使用するので中日辞書を準備すること。
辞書の選び方については、初回授業で説明する。
⑴ 「読む」…文構造を分析するスラッシュリーディングができる
⑵ 「聴く」…音声→ピンインに書き取る→辞書を使い簡体字に書き起こせる
⑶ 「話す」…テキスト通りの会話が再現できる
⑷ 「書く」…授業で取り扱う話題について、中国語で簡単な文章を作り、入力することができる。
2 一年次の文法事項を再確認したうえで、さらに中級程度の文法事項を理解、応用できること。
3 基礎的な発音が正確であること。
授業計画と内容
【前期】
第1週 1 ガイダンス:授業の進め方など
2 説明:⑴ 辞書の使い方、⑵ スラッシュリーディング
3 初級学習事項の確認、発音
第2週 初級学習事項の確認、発音
第3週 第1課 自己紹介(隣に座った人に話しかける)
第4週 第2課 子供のころの夢
第5週 第3課 建国記念日の予定
第6週 第4課 長期休暇の感想
第7週 第5課 小テストの結果
第8週 第6課 友人の誕生日を祝う
第9週 第7課 村上春樹の本を読む
第10週 第8課 中国の演劇
第11週 第9課 劇場に行く
第12週 第10課 日記を書く
第13週 前期の総復習(特に発音)
第14週 総括・まとめ
【後期】
第1週 前期の復習
第2週 第11課 性格
第3週 第12課 中国の口コミサイト
第4週 第13課 レストランで食事
第5週 第14課 銀行でインターン体験
第6週 第15課 中秋節(日記を書く)
第7週 中間のまとめ
第8週 第16課 友人の体調を気遣う
第9週 第17課 映画の感想を述べる
第10週 第18課 就職活動の近況を伝える
第11週 第19課 留学する友人を見送る
第12週 第20課 大学院合格を伝える(メールを書く)
第13週 後期の総復習 (特に発音)
第14週 総括・まとめ
*講義内容は必要に応じて変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教員の指示にしたがって予習・復習をしっかり行い、家庭での学習に十分な時間を割くようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 前期1回、後期1回 |
その他 | 60 | ・ 授業参加点(30%)…暗唱、予習、課題提出、授業参加態度、 授業やクラスへの貢献度等 ・ 小テスト等(30%)…★毎回、小テストを実施する |
成績評価の方法・基準(備考)
全出席を原則とする。前期・後期それぞれ欠席が5回以上の場合はE判定とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業にmanabaのアンケート機能を使い、学生の反応を把握しながら授業を進めていく。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
・ 杉野元子他著『大学生のための中級中国語20回』白帝社
・担当教員の配布するプリント
<参考書>
・相原茂他『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書 』,同学社
・丸尾誠他『中国語 解体新書』,駿河台出版社
・斉霞 『改訂版 耳が喜ぶ中国語 リスニング体得トレーニング』,三修社
<推奨辞書>
*書籍の中型中日辞書(小学館、講談社、白水社等)、電子辞書を準備してください。
*スマートフォンなどの通信端末機器を辞書代わりに使うことを禁止します。
(書名五十音順)
・相原茂編集『講談社中日辞典 第三版』(講談社)
・北京・商務印書館、小学館共同編集『中日辞典 第3版』(小学館)
・相原茂、荒川清秀、大川完三郎主編『東方中国語辞典』(東方書店)
・伊地智善継編『白水社中国語辞典』(白水社)
その他特記事項
皆さんは、相当程度英語を勉強してきたと思います。
英語の学習を始めた時のことを思い出してください。どんな工夫をしてきましたか?
そうした工夫の数々は、中国語にも使えるはずです(初回の授業で聞くかもしれません)。
ちなみに、私はNHKのラジオ講座で中国語を始めました。1年弱くらい続けた後、語学学校に通いました(週3回)。
当時は、電車内でも音声を聞きながら教科書をすべて暗唱していました。自宅では発音に気を付けながら「100回音読」をやっていました。
学習開始1~2年で集中して学習したのが良かったのと思いますが、今考えてみるとまだまだ工夫の余地がありそうです。