シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語読解 | 2024 | 通年 | 水4 | 小野 勝 | オノ マサル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EN1-SE11
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
比較的平易な英語で書かれたエッセイを教材として、ある程度の分量を読む。授業は下記の <授業方法> に示した形で進めていく。これにより、英文を和訳するのみに留まらず、読んだ内容を自分の言葉で表現し、さらに関連する問題へと発展させていく練習を行なう。
この作業を通じ、英米人と日本人との間でのコミュニケーションにおいて、各言語の持つ語学的違いや文化的違い、言語習慣の違いなどから生じてくる問題を学んでいく。
<授業方法>
履修名簿順に各学生が1ページ程度を担当し、発表(プレゼンターション)形式で授業を進める。
発表内容(各回3〜4人を予定)
(1)英文の読み(発音、アクセント)
(2)英文の和訳、または要約(担当箇所の内容に応じて発表者が判断)
(3)関連事項(次のいずれか。説明の際には必ず板書を行うこと。)
a. 英語面での重要語句、重要構文など
b. 内容面についての補足、発展
(4)質疑応答
科目目的
論文、評論、資料などを正確に読みこなすことは研究を行う上での基礎である。こうした観点から、将来の研究活動に耐えうる英文読解力を修得することを目的とする。また、英文を正確に読み、著者の意図を正しく捉えることはもちろんだが、解釈した内容を如何に自分の言葉で、分かり易く相手に伝えられるかにも重点を置く。
到達目標
1)辞書を引きながらでも、専門書を読み、その大意を捉えることができる。
2)TOEIC、その他検定試験の長文問題において、得点を伸ばすことができる。
3)あらゆる物事に対して、複数の視点から、多面的な見方ができる。
授業計画と内容
前期
第1回:イントロダクション
第2回:How do you do?
第3回:The use of personal and family names
第4回:From general
第5回:To specific
第6回:No two words are equal
第7回:Categorizations differ
第8回:Is there a right answer?
第9回:Speaking a foreign language is like a sport
第10回:Tommy and Taro
第11回:Go to school
第12回:A tale of two computer
第13回:Computers are similar to Japanese and English
第14回:総括(まとめと試験)
後期
第1回 : 100 ideas per minute
第2回:Right brain, left brain
第3回:The required and optional precesses are very different
第4回:How kind of you!
第5回:A well-known joke
第6回:Invisible communication
第7回:Some languages give rise to need for telepathy
第8回:Thought is not thinker
第9回:Separating the thoughts from the thinker
第10回:This is a pen
第11回:Confusing judgment with fact
第12回:Is this your pen?
第13回:No conscious separation of the speaker and the idea
第14回:総括(まとめと試験)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1)発表者は、発表の各項目について十分な用意をした上で、想定されるあらゆる質問に答えられるよう準備をしておく。(準備のための所要時間は120分から180分程度)
2)その他の学生は、授業計画で示した範囲を精読し、疑問点について質問の準備をしておく。(所要時間は60分程度。)
3)全学生は授業終了後、その回に取り上げられた内容を自分の言葉で簡潔に要約し、提出する。(20分程度、manaba)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 英文を正しく解釈できているか、また内容面において、十分な理解ができているかを判定する。 |
期末試験(到達度確認) | 30 | 英文を正しく解釈できているか、また内容面において、十分な理解ができているかを判定する。 |
レポート | 20 | 各回の授業で読んだ内容をいかに自分の言葉でまとめられているか。 |
平常点 | 20 | 授業への参加姿勢、発表内容(どの程度の準備がなされているかを含む)から評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位取得には、授業回数の2/3以上の出席を必要とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
① Carl Becker
② Communication: East and West 『コミュニケーション入門』
③ 英宝社、1988年
⑦ ISBN: 978-4-269-14050-9