シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
物理2 | 2024 | 後期 | 月3 | 理工学部 | 土屋 俊二 | ツチヤ シュンジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-BP1-NZ04
履修条件・関連科目等
高校程度の物理と数学の知識を前提とする。履修の必要条件ではないが、前期に「物理1」を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
講義では、電磁気学の基本概念や基本法則、物理的意味などを系統立てて解説する。また、理解を助けるために、適宜例題を解く予定である。
科目目的
ドアノブに触れた時の静電気、太陽から降り注ぐ光、携帯電話が発する電波、リニアモーターカーを浮上させる力、これら全ては「電磁気学」で理解することができる。この講義では電磁気学の基本的概念と典型的な問題の解き方を理解し、ひいては理学・工学の基本的な考え方を身に着けることを目標とする。
到達目標
電場、磁場、電磁波などの概念を理解し、電磁気学に必要な数学を身につけて、マックスウェル方程式を構成する各法則を、自ら説明できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 電磁気学概観
第2回 電荷の性質:クーロンの法則
第3回 電場の性質
第4回 電気力線と面積分
第5回 ガウスの法則
第6回 ガウスの法則の応用
第7回 電位とコンデンサ
第8回 磁場とローレンツ力
第9回 アンペールの法則と線積分
第10回 アンペールの法則の応用
第11回 電磁誘導:ファラデーの法則
第12回 変位電流、マクスウェル方程式
第13回 電磁波と波動方程式
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 40 | 授業中に出した例題に基づいた問題を出します。授業内容を理解しているかどうかを評価基準とします。 |
レポート | 60 | 授業中に出題した例題を解いてもらい、授業後にレポートとして提出してもらいます。自分で考えて解いていることを評価基準とし、正解か否かは重視しません。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは特に指定しない。
参考書:「科学者と技術者のための物理学 III 電磁気学」R. A. サーウェイ著 学術図書出版社