シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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プログラム言語(4)/プログラミング(4) | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 鈴木 裕信 | スズキ ヒロノブ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IM1-T404
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
コンピュータ・プログラミングの技術をさらに向上させ、より高度なプログラミング・スキルを身につける。経験者を対象としプログラミングを実践する過程を通して問題解決の方法を理解し、またオリジナルなアイデアを形として表現する。
科目目的
ソフトウェア(プログラム)とは現代社会で欠かすことの出来ないものであるが、そのソフトウェアの作製する過程を通して情報社会に対する「幅広い教養」や「複眼的に思考」を習得することを目的とする。また履修者にはオリジナルのプログラム作製を課すことで「主体的に自ら学ぶ」というプロセスを習得することも目的とする。
到達目標
最終的にオリジナルのプログラムを「企画(仕様)」「設計」「実装」「稼働(動作試験)」の製作過程を経て動かすことを到達目標とする。
授業計画と内容
1. オリエンテーション / ソフトウェアの役割についての理解
2. 図形描写に必要なプログラム構造の実習
3. 変数の型に関する理解と実習
4. オブジェクト指向と効果的なクラス設計についての理解と実習
5. 画像や動画・Webカメラのメディアの扱いと実習(課題出題)
6. 外部ライブラリ関数の利用方法と実習
7. 色々な場面における配列やデータクラスの利用方法と実習
8. 画像処理ツールGIMPの使い方説明と実習
9. 画像認識ライブラリOpenCVの理解とと実習(課題出題)
10. リアルタイム動画へのOpenCVの適用と実習
11. 顔認識モデルとOpenCVの応用と実習
12. ソフトウェア開発(仕様・設計)
13. ソフトウェア開発(実装)
14. ソフトウェア開発(デバッグ手法)
ソフトウェア開発のフェーズで、希望があればペア・プログラミングも考慮するので教員に相談のこと。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 小課題は2題とし各々25%の配分とし、最終課題のオリジナルのプログラム作製は50%を配分する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
毎回コンピュータを利用し実習を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1985年㈱SRA入社し現場でUNIXやネットワーク関連のソフトウェア開発を経験したあと、同社ソフトウェア工学研究所にてネットワーク・トラフィックの研究、ソフトウェア品質の研究を行う。96年に独立しソフトウェア・コンサルタントとして活動。1980年代よりフリーソフトウェア運動に参加し2002年からは特定非営利活動法人フリーソフトウェアイニシアティブ(FSIJ)事務局長という立場からフリーソフトウェア運動に携わる。オープンソース関連では、2006年から2009年にかけてGoogle Summer of CodeにFSIJのメンターの1人として参加した経験を持つ。ソフトウェア技術者協会の幹事として産学の垣根を越えて経験や技術の交流をしあうプロフェッショナルソサエティの場を作る活動に参加している。2017年よりユニバーサルシェルプログラミング研究所に所属しIoTに関連するソフトウェア開発の研究に従事している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
My professional career started as a UNIX programmer at Software Research Association, Inc. Tokyo, Japan in 1985. In 1991, I moved from the industry department to the research department, SRA Software Engineering Laboratory. I have been working as an independent Software consultant since 1996. Also, I have been working in some Universities as a part-time lecturer that has been teaching UNIX operating system, Network, Programming, and practical skills of project management. I wrote four books, some papers for international/domestic industry/academic communities, and many articles for Japanese computer magazines. There are a lot of my contributions to Free Software community, computer security community and programmer community in Japan. Now, I joined Universal Shell Programming Laboratory, Ltd. and I've been studying for applying to security technology to USP's products to protect commercial/industrial systems.
テキスト・参考文献等
Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS), Casey Reas、Ben Fry 著 船田巧 訳, オライリー・ジャパン, ISBN 4873117739, 2016/9/7
授業の資料配布などはGoogle Classroomを利用する。クラスコードはmanabaで通知する。
その他特記事項
Webカメラを使いリアルタイムで取り込んだ顔画像にOpenCVを使い顔認識を行った上で画像加工を行う。わかりやすくいえば自分の手でスマホアプリ「スノーSNOW」と同様なプログラムをPC上で作成すると理解すれば良い。
教科書「Processingをはじめよう 第2版 」は初回から利用するので必ず持参のこと。
プログラムやデータのバックアップのためUSBメモリなどを用意し必要に応じて随時バックアップを行うこと。ファイルの破損等による課題の提出遅れは理由として認めない。
プログラム言語(2)もしくはプログラム言語(3)を受講した後にプログラム言語(4)の受講することを強く勧める。
I strongly recommend to take "programming language (4)" class after earned credits for "programming language (2)" or "programming language (3)" class.
Windows 10以降、macOS Big Sur以降、 Ubuntu 20.04 LTS以降で、かつ教員の許可があれば自分のラップトップPCを持参することも考慮するので、自分のPCを使いたい受講生は教員に事前に相談すること。