シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フランス語(B群)/基礎総合 | 2024 | 通年 | 火4 | 文学部 | 佐々木 優 | ササキ マサル | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-FR2-SF20
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
履修者は、フランス語の初級文法を修得済みであることが条件となる。前期は主に初級文法の復習に重点を置きつつ、少しずつフランス語の文章に慣れていってもらう。後期の授業でも文法の復習は行なうが、前期よりもフランス語の文章を読むことに比重を置いていく予定である。この授業を通じて初級フランス語を完成の域に高めることができる。
この授業は、フランス語(B群)の科目です。フランス語(B群)には、基礎総合、発展、コミュニケーション、読解、という4種の科目があります。どの科目から履修しても問題はありませんが、段階的に着実にレベルアップを目指したいなら、①基礎総合、②発展またはコミュニケーション、③読解、という順番で履修していくのがよいでしょう。
科目目的
この科目の目的は、平易なフランス語で書かれた文章を読んでいく中で、フランス語の初級文法に関する理解を深め、さらにはフランス語の文章を読むための基礎知識を身につけることにある。
到達目標
本授業では以下の3点を到達目標とする。
①初級文法の復習をすることで基礎を強化する。
②初級文法の知識を意識的に使いながら、フランス語の文章を読むための基礎を身につける。
③文章読解の訓練を通して、仏和辞典の基本的な使い方を身につける。
(→ 辞書が単語の訳語を確認するだけの道具ではないことを学ぶ。)
授業計画と内容
1.ガイダンス 、文法の復習(1) 文法の定着度を調べるための練習問題を解いてもらう
2. 文法の復習(2) 冠詞について、冠詞の縮約
3. 文法の復習(3) 名詞の性・数、形容詞の性・数変化
4. 文法の復習(4) 動詞êtreとavoir
5. 文法の復習(5) 第1群規則動詞と第2群規則動詞
6. 文法の復習(6) 不規則動詞
7. 文法の復習(7) 直説法複合過去と直説法半過去、直説法大過去
8. 文法の復習(8) 直説法単純未来、条件法現在、条件法過去
『時事フランス語 2024年度版』第1課(1):「パリのノートルダム寺院」
9. 文法の復習(9) 接続法現在と接続法過去
『時事フランス語 2024年度版』第1課(2):内容説明及び練習問題
10. 文法の復習(10) 疑問文と否定文
『時事フランス語 2024年度版』第2課(1):「エマニュエル・マクロンとフランス議会」
11. 文法の復習(11) 疑問代名詞と疑問副詞
『時事フランス語 2024年度版』第2課(2):内容説明及び練習問題
12. 文法の復習(12) 指示形容詞と疑問形容詞
『時事フランス語 2024年度版』第3課(1):「パリオリンピック・パラリンピック」
13. 文法の復習(13) 命令法
『時事フランス語 2024年度版』第3課(2):内容説明及び練習問題
14. 総括・まとめ
15. 文法の復習(14) 非人称構文
16. 文法の復習(15) 目的補語人称代名詞
『時事フランス語 2024年度版』第4課(1):「バゲット」
17. 文法の復習(16) 中性代名詞
『時事フランス語 2024年度版』第4課(2):内容説明及び練習問題
18. 文法の復習(17) 代名動詞
『時事フランス語 2024年度版』第5課(1):「ジャン=ジャック・サンペ」
19. 文法の復習(18) 強調構文
『時事フランス語 2024年度版』第5課(2):内容説明及び練習問題
20. 文法の復習(19) 現在分詞とジェロンディフ
『時事フランス語 2024年度版』第6課(1):「チャットGPT」
21. 文法の復習(20) 比較級
『時事フランス語 2024年度版』第6課(2):内容説明及び練習問題
22. 文法の復習(21) 最上級
『時事フランス語 2024年度版』第7課(1):「アニー・エルノー」
23. 文法の復習(22) 近接未来と近接過去
『時事フランス語 2024年度版』第7課(2):内容説明及び練習問題
24. 文法の復習(23) 所有形容詞、フランス語の数字(1~20)
『時事フランス語 2024年度版』第8課(1):「自動車はもう都市を走れなくなる?」
25. 文法の復習(24) 指示代名詞、フランス語の数字(21~99)
『時事フランス語 2024年度版』第8課(2):内容説明及び練習問題
26. 文法の復習(25) 受動態、フランス語の数字(100以上の数字)
『時事フランス語 2024年度版』第9課(1):「クリスチャン・ディオール」
27. 文法の復習(26) 過去分詞の性・数一致
『時事フランス語 2024年度版』第9課(2):内容説明及び練習問題
28. 総括・まとめ
授業の進度や学生の理解度に応じて、適宜、内容は変わることがあります。詳細については初回授業で触れます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 基本的には、前期・後期の2回の試験結果の平均点を元に成績を出すが、平均点が59点~50点だった場合は、平常点(授業中の態度、出席率、宿題提出率など)を考慮に入れて合否を決める。(49点以下は不合格とする。) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
『時事フランス語 2024年度版』、朝日出版社、2024
参考文献
1. 初級文法の授業で使用した教科書
2. 森本英夫・三野博司(著)、『増補改訂版 新・リュミエール―フランス文法参考書』、駿河台出版社、2013
3.辞書については、以下のものならどれでも構わない。
『ディコ仏和辞典』(白水社)、『クラウン仏和辞典』(三省堂)、『プチ・ロワイヤル仏和辞典』(旺文社)、『プログレッシブ仏和辞典』(小学館)
その他特記事項
授業計画の項目で示したように、毎回、初級文法の復習を行なうので、各自、初級文法で使っていた教科書を持参すること。また、必要に応じて辞書を引いてもらうので、こちらも毎回持ってくること。
無断欠席を6回するとテストを受けることはできなくなるので、十分に注意すること。
授業について質問がある場合は、掲示板あるいは個別コレクションを利用すること。
講義開始日までにやっておいてほしいこと
1. 発音と綴り字の規則を覚えておく。
2. 初級文法の教科書に載っている動詞の活用をある程度暗記しておくこと。暗記できなかったとしても、普段から音読したり、紙に書いて練習したりすることで動詞の活用になじんでおき、活用形を見ただけで「この動詞の不定詞は〇〇で、時制は直説法複合過去」とすぐに判断できるようにしておくことが望ましい。
参考URL
フランス語文学文化専攻 語学文学文化コースのホームページのURLです。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/futsubun-gobun/
フランス語文学文化専攻 語学文学文化コースのブログのURLです。
https://chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com/