シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合講座Ⅳ | 2024 | 後期 | 木1 | 経済学部 | 中村 英仁 | ナカムラ ヒデマサ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM1-044X
履修条件・関連科目等
内容的には、当教員が担当する「総合講座Ⅲ」をより発展的にした科目で、問題演習がより多くなっている。よって(必須ではないが)「総合講座Ⅲ」を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
スポーツビジネス市場の活性化手法が近年ますます注目を集めている。スポーツ庁と経済産業省が、スポーツ関連産業の市場規模を、平成27年の5兆5千億円から平成37年までに15兆円に拡大させるとする中間報告を、2016年5月にとりまとめた。本講義では、スポーツビジネス活性化を考えるうえで重要な社会科学理論について紹介する。具体的には経済学を中心として、マーケティングやファイナンスの知識をスポーツに応用できることを目指す。授業では、そうした理論を実例に応用するエクササイズを実施する。
科目目的
スポーツを通じて社会科学的な思考法、特に経済学的および経営学的な思考の技術を学ぶことである。
到達目標
本講義を受講した後には、(1)スポーツビジネスに関する近年の国際・国内動向、およびそれを分析する上で必要な社会科学理論について説明できる、(2)スポーツビジネスの事例分析に、社会科学、特に経済学や経営学、マーケティングの知識を実際に応用できるようになることを目指す。
授業計画と内容
現在の計画は以下の通りであるが、変更がある場合は第一回目のイントロダクションで説明する。
1回目 イントロダクション
2回目 スポーツビジネス論概説
3回目 スポーツマーケティング
4回目 スポーツマーケティング演習
5回目 スポーツスポンサーシップ
6回目 スポーツ組織のマネジメント(戦略)
7回目 スポーツ組織のマネジメント(戦略)演習
8回目 スポーツ組織のマネジメント(組織論、マーケティング)
9回目 スポーツ組織のマネジメント演習(英文読解)
10回目 スポーツ組織のマネジメント演習(グループワーク)
11回目 スポーツ組織のファイナンス
12回目 スポーツ組織のファイナンス演習(英文読解)
13回目 スポーツ組織のファイナンス演習(グループワーク)
14回目 まとめ(学んだ理論の復習)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の準備として、授業中に指定されたテキストの読解、また演習の準備として指定された課題に対応する必要がある。なお、10頁程度の英語の文献を読む課題が2回ある。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 中間レポートがある。 授業の内容を踏まえたものであり、正否は明解である。 |
平常点 | 50 | 毎授業時に小レポートが課される。 授業の内容を踏まえたものであり、正否は明解である。 |
その他 | 10 | 最終授業時に課される記入・記述式の問題演習への正答。 授業の内容を踏まえたものであり、正否は明解である。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
演習問題の際、グループを作って話し合いをする。その話し合いの成果を発表し、それに対して教員がフィードバックを行う。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
購入指定のテキストはないが、授業の際に利用するテキストがある。ただしそれらは授業資料として一部を印刷し、予習用に配布するので必ずしも購入の必要はない。
またHarvard Business Publishingから発売されているケースを授業で利用する。これは一つ4米ドル程度であり、受講者は必ず購入してもらう(計8米ドル。インターネット経由で購入(クレジットカード利用が必須)。詳しくは授業中に説明)。