シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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朝鮮語(初級) | 2024 | 通年 | 金3 | 文学部 | 林 雄介 | ハヤシ ユウスケ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-KO1-SK10
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
基本的には講義形式で行うが、もちろん授業中には履修者諸君に能動的に動いてもらう。なお、授業進度に合わせて重要文法事項を組み込んだ暗唱文を課す。
科目目的
まったくの初心者を対象として朝鮮語を一から学習する。簡単な会話に必要な言葉も学習するが、基本的には朝鮮語を読めるようになることを軸とする。まず読めるようにならなければ、会話などできないと考えてもらいたい。とはいえ、朝鮮語は日本語と文法構造も酷似しており、日本語話者にとってもっとも学びやすい外国語に数えられている。この機会に是非隣国の言葉・文化に親しんでもらいたい。
到達目標
基本的な名詞、助詞、用言を用いた用言叙述の単純な文章(〇〇は××を△△します/しますか?/しません/しました/しましたか?/しませんでした)、および同様の名詞叙述の単純な文章(〇〇は××です/ですか?/ではありません/でした/でしたか?/ではありませんでした)の読み書きが問題なくできるようになることを目標とする。朝鮮語は日本語と文法構造が酷似しているので、ここまでできれば、その先は比較的容易に実力の向上が期待できる。
授業計画と内容
当初はこちらで準備したプリントを使用する。早めにテキストを入手すること。
第1回:朝鮮語とは
第2回:ハングルの構造、単母音
第3回:子音(初声)-鼻音、流音
第4回:子音(初声)-平音
第5回:半母音、二重母音
第6回:子音(初声)-激音、濃音
第7回:子音(終声)-鼻音、流音
第8回:子音(終声)-口音、終声のまとめ
第9回:名詞の叙述形-肯定・疑問
第10回:名詞の叙述形-否定
第11回:名詞の叙述形-否定
第12回:こそあど系のことば
第13回:用言の叙述形-肯定・疑問、位置関係名詞
第14回:用言の叙述形-否定
第15回:前期の総復習
第16回:曜日、敬語
第17回:変則用言(リウル語幹)
第18回:漢数字、年月日の表現 固有数詞、前置否定文
第19回:第Ⅲ語基(陽母音語幹)
第20回:第Ⅲ語基(陰母音語幹)
第21回:第Ⅲ語基(ハダ用言)
第22回:第Ⅲ語基の練習
第23回:ヘヨ体の作り方
第24回:ヘヨ体の例外(敬語、指定詞)
第25回:過去形の作り方(動詞、形容詞)
第26回:過去形の作り方(指定詞、存在詞)
第27回:後期の総復習
第28回:まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
当然のことながら復習は必須である。一回の授業につき、課題も含めて概ね一時間程度は確保してもらいたい。予習は必ずしも必要ない(もちろん、した方が良いが)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 25 | 後期の冒頭に、前期の学習内容を範囲とする中間試験を実施する。100点満点の試験で、点数を四分の一にして全体に加算する。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 年度末に一年間の学習内容を範囲とする期末試験を実施する。100点満点の試験で、点数を二分の一にして全体に加算する。 |
レポート | 25 | 毎回の課題を提出することにより加点される(正確性は問わない)。期限内に提出すれば満点、期限後ならばその半分、未提出は0点。全ての課題を期限内に提出すれば25点となるよう計算する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〈テキスト〉 李昌圭『やさしく仕組みがわかる韓国語初級講義ノート』(白帝社)
〈辞書〉 特に必要としないが、入手するのであれば油谷幸利ほか編『朝鮮語辞典』(小学館)を強く推奨する。
その他特記事項
まったくの初修外国語であるから、何はともあれ出席することが重要である。特に、授業の前半部分、文字と発音を重点的に学習している時期の欠席は致命的なので特に留意してほしい。
基本的に対面授業であるが、万が一に備えて、スマホ、タブレット、ノートパソコン(可能ならカメラ、マイク機能のあるもの)およびWiFi環境を整えておくこと(スマホはさすがに画面が小さいのであまりお奨めできない)。なお、理由の如何を問わず、授業回数の三分の一以上を欠席した場合には単位取得資格を喪失する。