シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ラテン語(初級) | 2024 | 通年 | 月4 | 文学部 | 阿部 衛 | アベ マモル | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OW1-SL10
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業は、古代ローマで用いられた言語である古典ラテン語を学びます。
授業では、テキストに沿った文法事項の解説と問題演習を行います。受講生には、前回の授業で扱った文法事項に対応する練習問題を各自解いたうえで、授業に臨んでもらいます。
科目目的
この科目では、学生が古典ラテン語を読むために必要となる基礎文法を学ぶことを通じて、簡単なラテン語文を読解できるようになることを目的としています。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・与えられたラテン語文の単語や構造について、文法的な説明を加えることができるようになること。
・与えられたラテン語文に文法的説明を加えたうえで、正しい日本語に訳せるようになること。
・上記の目的を達成するために、テキストや単語集を適切に使えるようになること。
授業計画と内容
第1回 「文字と発音」「動詞(現在)」
第2回 「第1・2変化名詞」
第3回 「第1・2変化形容詞」「前置詞」「人称・再帰代名詞」
第4回 「動詞(未完了過去・未来)」「第3変化名詞」
第5回 「動詞(完了・過去完了・未来完了)」「第3変化形容詞」
第6回 「動詞(受動)」「指示代名詞」
第7回 「疑問詞」「関係代名詞」「第4・5変化名詞」
第8回 「動詞(受動)」「動詞(命令法)」
第9回 「比較の表現」
第10回 「動詞(形式受動)」「分詞」
第11回 「動詞(不定法)」
第12回 「動名詞・動形容詞」「不定代名詞」
第13回 「属格の用法」
第14回 前期のまとめ
第15回 「与格の用法」
第16回 「対格の用法」
第17回 「奪格の用法」
第18回 「動詞(接続法)」
第19回 「主文の接続法」
第20回 「時称対応」「間接疑問文」
第21回 「目的の表現」「結果の表現」
第22回 「時の表現」
第23回 「接続詞cumとquod」
第24回 「条件の表現」「譲歩の表現」
第25回 「比較の表現」「関係文の特殊用法」
第26回 「関係文と接続法」
第27回 「間接話法」
第28回 後期のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で扱った文法事項に対応する練習問題に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 古典ラテン語文法の基礎知識を理解したうえで、与えられたラテン語文を正しい日本語に訳出できるかどうかを評価します。 |
期末試験(到達度確認) | 40 | 古典ラテン語文法の基礎知識を理解したうえで、与えられたラテン語文を正しい日本語に訳出できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 20 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
中山恒夫『標準ラテン文法』、白水社、1987年。
参考書(購入の必要はありません)
山下太郎『しっかり学ぶ初級ラテン』、ベレ出版、2013年。
水谷 智洋編『羅和辞典<改訂版>』、研究社、2009年。
その他特記事項
テキストに沿って授業を進めますので、必ず指定したテキストを購入の上、毎回の授業に持参してください。(初級では、辞書の購入は必要ありません。)