シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ロシア語(初級) | 2024 | 通年 | 木2 | 文学部 | 渡辺 賢一郎 | ワタナベ ケンイチロウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-RU1-SR10
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
ロシア語
授業の概要
「大谷翔平」はОтани Сёхей、「本田真凜」はХонда Марин、「南野拓実」はМинамино Такуми、「初音ミク」はХацунэ Мику。ロシア文字表記ではこうなります。へんてこりんな文字が入っていますし、知っているはずのラテン文字とおなじ形のはずなのにどうやら違う音をもつ文字があります。この授業ではこれまで英語で習ってきたラテン文字とは違うロシア文字の書き方や発音からはじめます。ロシア文字で書かれた単語を読めるようになったらロシア語独自のイントネーションや簡単なあいさつの表現などを学び、さらにロシア語を読み、書き、話し、聞くうえで必要な文法事項を学んでいきます。後半は動詞や名詞の格変化に関連する文法事項を理解していきます。必要に応じて映像資料等も用います。カチューシャКатюшаという歌も歌ってみましょう。
科目目的
この授業はカリキュラム上のC群外国語科目として位置づけられています。この科目の学習を通じて、学生が初級レベルのロシア語に対する理解を深めるとともに、ロシア・ユーラシア地域の言語・歴史・文化・社会などに対する関心を高め、履修者各自の専門分野に還元されることを目的とします。また既習の諸言語(日本語、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国・朝鮮語、アラビア語など)との比較をとおして、言語とは何かを考えることも目的とします。
到達目標
ロシア語の文字と書き方、発音、基本文型、名詞の性、格変化、形容詞や動詞の活用など基礎文法を体系的に学習し、初級文法の習得を目指します。
授業計画と内容
1 ガイダンス~ロシア語とロシアの文化に親しもう!~
2 ロシア語のアルファベット① かたち
3 ロシア語のアルファベット② 音
4 「これは~です」、否定文、疑問文と答え
5 名詞の性、人称代名詞、所有代名詞
6 名詞の複数形、形容詞
7 動詞の変化・現在形その1
8 不規則な複数形、疑問詞
9 動詞の変化・現在形その2
10 格変化、対格
11 形容詞などの対格
12 前置格、場所の表現
13 動詞の過去形
14 形容詞などの前置格
15 生格、所有・所属の表現
16 否定の表現
17 複数生格、数詞
18 時刻・値段の表現
19 活動体名詞、存在をあらわす動詞
20 与格
21 年齢の表現
22 ся 動詞、「好きです」の表現
23 動詞の未来形、時間表現
24 順序数詞
25 年月日の表現
26 造格、道具や手段の表現
27 述語造格、造格をつかう動詞
28 不完了体と完了体、命令形、まとめ
※受講生の習熟度を見て進度の調整をする場合があります。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
初修外国語ですから予習は必要ありませんが、復習が極めて大事です。教科書中の練習問題から指定したものを、毎回宿題として出しますので、取り組んで提出してください(毎週1時間)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業内での課題および宿題 |
その他 | 50 | 5回の小テスト |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎回の宿題、および小テストは採点をして返却しますが、その返却時のコメントなどで個別指導します。また多くの履修者に共通して見られた誤りなどは授業内で説明して、理解の定着につとめます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
「一週間」や「カチューシャ」などのロシア語の歌を歌ってもらいます。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
辞書は指定です。木村彰一編『ロシア語辞典』博友社を購入してください。テキストはプリントで毎回配布します。