科目ナンバー

LE-AS1-T202

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

映画の「モンタージュ」について考察します。映画作品がショットの組み合わせ（モンタージュ）によって成り立っていることを確認しながら、モンタージュの持つ意味を検討していきます。前期同様、適宜、いくつかの作品を取り上げて、分析を行う予定です。また、レポートを書いてもらうための作品鑑賞を行ってもらいます。

科目目的

「モンタージュ」に関する映画史的な事柄を確認しながら、映画とはどのような表現形式なのかを考えることで、現在の映画に対する批評眼を養うことを目的とします。

到達目標

映画史的な知識や映画の技法に関する知識に基づて、映画作品を分析的に鑑賞することができるようになることを目標とします。

授業計画と内容

第１回　前期に学んだ基本事項の再確認。
第２回　デクパージュとモンタージュ
第３回　メリエスのトリック映画とモンタージュ
第４回　グリフィスのモンタージュ（クロスカッテング）
第５回　クレショフの実験とモンタージュ
第６回　エイゼンシュタインのモンタージュ理論　鑑賞１『戦艦ポチョムキン』
第７回　ジガ・ヴェルトフのモンタージュ
第８回　フランス印象主義のモンタージュ
第９回　シュールレアリスムのモンタージュ
第10回　表現主義のモンタージュからヒッチコックへ
第11回　ウェルズの反モンタージュ（ロングテイク）
第12回　ネオレアリスモの反モンタージュ
第13回　ゴダールのジャンプ・カット 鑑賞２『勝手にしやがれ』
第14回　補遺　ミュージカル映画
　

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

・授業で取り扱う映画作品を、DVDやアマゾンプライムなどで、できる限り視聴してほしいです。
・レポートの課題以外にも、可能な限り映画館で映画を観てほしいです。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考図書
蓮實重彦『映画論講義』東京大学出版

その他特記事項

・前期の授業と合わせて履修することが望ましいです。
・映画館に映画を観に行ってもらいます。
・YouTubeやAmazon Prime Videoなどが視聴できることを前提とします。

参考URL

この授業は、仏文学専攻・語文コース系の教員が担当しています。

語文コースHP　　https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/futsubun-gobun/

語文コースブログ　　https://chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com/