シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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地図と地域/人文地理学(2) | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 亀井 啓一郎 | カメイ ケイイチロウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-GG1-T802
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
地図は地表面上の諸事象を記号として表現したものである。地図には地域のさまざまな情報が書き込まれており、その情報を読み解くことで地域のさまざまな姿を理解することができる。地理学の研究において、地図を使用することは必要不可欠なことであり、地図を使用しない地理学はないとも言える。他分野においても地図を使用することは有益なことであろう。
この科目の前半部分では地図に関する講義を行う。まず地図の概念について講義をし、続いてさまざまな地図に関して、地図の様式や形態、表現方法に関する講義を行う。続いて、国土地理院の地形図について地図記号や図式について講義する。後半部分ではまず日本の諸地域に関する講義を行う。最後に現在と昔の日本の地方区分の変遷に関する講義行う。地図帳を持参すること。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の総合教育科目に位置付けられることから、幅広い教養を身に付けることを目的とする。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とする。
(1)地理学における地図の概念を理解できるようになること
(2)地図を正しく読むことができるようになること
(3)地域のことを正しく理解できるようになること
授業計画と内容
第1回 授業ガイダンス、授業方針の説明
第2回 地図の概念(1)地図とは何か
第3回 地図の概念(2)地図の分類と種類
第4回 さまざまな地図(1)地図と空中写真
第5回 さまざまな地図(2)鳥瞰図など
第6回 読図の方法(1)地図記号の変遷
第7回 読図の方法(2)地形図の読図
第8回 日本の諸地域(1)日本列島の位置
第9回 日本の諸地域(2)都道府県のイメージ
第10回 日本の地方区分(1)現在の地方区分
第11回 日本の地方区分(2)昔の地方区分
第12回 日本の地方区分(3)日本の東西南北
第13回 日本の地方区分(4)道州制
第14回 授業のまとめと補足説明
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 持込不可。授業内容を理解した上で、地理学の見方・考え方を説明できるかどうかを評価する。 |
平常点 | 30 | 授業への参加(リアクションペーパー、受講態度)から評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業に出席をすることが単位取得の最低条件である。
出席日数が全体の2/3に満たない場合にはE判定とする。
なお、オンライン授業となった場合には、期末レポート(60%)、平常点40%(manabaを用いて実施する質問と感想)から評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
対面授業の際はresponを使用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
プリントを配布する。
地図帳を持参すること。二宮書店や帝国書院の地図帳が望ましい。
その他特記事項
当然のことながら、授業中の私語・私事は禁止である。
授業の進行の妨げとなる行為を行う者の履修はお断りする。
なお、2020年度入学生までは人文地理学(2)、2021年度以降の入学生は地図と地域となっている。